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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2006/05/10 |
JAN | 9784124034981 |
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商品レビュー
3.9
31件のお客様レビュー
フィッツジェラルド 絶望文学の寵児 哀しみの孔雀は読んでいて辛かった ハッピーエンド版があってよかった。。。 1920年代、束の間の狂乱 行ってみたいな〜
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残り火、哀しみの孔雀が好きです。 インタビューの『30を過ぎたら、人は生きているべきじゃないよね』という言葉、29歳のとき全く同じことを思っていたのでどうにもこの発言が頭に焼き付いてしまった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ブックオフできれいなものを見つけて購入した。表紙の写真が素敵だった。 村上春樹さんの思い入れがよく伝わってくるエッセイから始まる。 その他は小説の短編と、フィッツジェラルドのインタビューが含まれている。 エッセイ「フィッツジェラルド体験」では、例えばヘミングウェイに比較すると、フィッツジェラルドは、端的に言えば、その域まで達することはなかった、と言っているように読んだ。 何となくその言わんとするところが分かるような気もするが、どちらの作家も詳しく比較して考えてみたことがなかったので、はっきりと言葉にできない。 ただ、この作品集の短編を読んでいて、村上春樹さんが「intimateで個人的な世界」と言っているように、確かに、色々な意味でこれらの作品世界は「個人的な」ものなのかもしれないと思った。 ひとつには、これらの短編はどれもフィッツジェラルド自身の生涯の各場面を反映していると思われたこと。私小説的というのだろうか。作者自身、仕事がうまくいかず、酒におぼれ、家族も病を得た。ただこの点じたいは、作品の評価にマイナスにはならないとは思える。むしろ、初期のまだ成功していたころでさえ、後世の絶望を予感させるような作品を書いていることを興味深いと思った。 これ以上幸せにはなれない、と思う心理が、ずっとつきまとっていたのだろうか。 また、これらの作品は、アルコール依存であったり、事業の失敗だったり、とても生活臭のある、物質的な困窮からの悲劇になっていて、何か新しい価値観などにかかわるものというより、現実生活から想像できることのきれいな切り取り、のような印象もある。 ただもちろん、短編小説として、例えば「哀しみの孔雀」など、うまくまとめられた物語ではあると思った。 もう少し米国の歴史、もしくは文学史などを背景にして読めれば、また詳しい魅力がわかるのかもしれない。
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