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帝国主義論 光文社古典新訳文庫

ウラジーミル・イリイチレーニン【著】, 角田安正【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社/光文社
発売年月日 2006/10/20
JAN 9784334751128

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商品レビュー

3.5

11件のお客様レビュー

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2023/04/09

 近代に誕生した資本主義は、形を変えて発展し続けて今でも存在する。レーニンがこの本で説いた「帝国主義」とは、金融の影響力が強まり、企業があらゆる面で独占したり、国内で余った資本を国外に輸出する資本主義である。そのため、産業資本主義のような自由競争はなされていないと言われる。このよ...

 近代に誕生した資本主義は、形を変えて発展し続けて今でも存在する。レーニンがこの本で説いた「帝国主義」とは、金融の影響力が強まり、企業があらゆる面で独占したり、国内で余った資本を国外に輸出する資本主義である。そのため、産業資本主義のような自由競争はなされていないと言われる。このように、資本主義は発展するたびに、異なった性質を帯びるようになるのだが、本書がマルクス『資本論』では十分に考察されなかった「植民地」の記述が特徴的である。レーニンが生きた時代、日本を含む世界列強は、アジア・アフリカ地域をめぐって国同士が競争をした時代であった。この内容は第5〜7章にかけて考察されるが、ここで語られる内容は、今を生きる人たちも十分学べるのではないだろうか。20世紀頃と異なり、今世紀はかつての植民地が独立して跡形もなく消えたが、依然として国家は存在し、各国家が特定の資源をめぐって、とりわけ米中が競っている。ゆえに、本書を地政学の書として読み込むことができる。

Posted by ブクログ

2017/01/25

[なれの果てに]ロシア革命において主導的な役割を果たしたウラジーミル・レーニンが、第一次世界大戦中にチューリッヒにおいて脱稿した著作。資本主義が高度に発達すると独占が必然的に起こり、それが即ち帝国主義となることを主張し、社会主義や帝国主義を考えるに当たり大きな影響を与えた作品です...

[なれの果てに]ロシア革命において主導的な役割を果たしたウラジーミル・レーニンが、第一次世界大戦中にチューリッヒにおいて脱稿した著作。資本主義が高度に発達すると独占が必然的に起こり、それが即ち帝国主義となることを主張し、社会主義や帝国主義を考えるに当たり大きな影響を与えた作品です。訳者は、身構えることなく本書を手に取ってもらえる訳を目指したという角田安正。 その使用に伴っては、常に何らかの政治的意図が見え隠れしてしまう「帝国主義」という言葉/考え方ですが、レーニンが喝破したその経済的な発生の仕組みには改めて注目する価値があるように思います。ソ連の崩壊に伴い、レーニンと言うといわゆる「過去の人」といった感がありますが、国際社会が刻一刻と変転する今日だからこそ、改めて読まれる価値が十二分にある一冊ではないでしょうか。 〜帝国主義とは、特殊な発展段階に達した資本主義のことである。その段階に至ると、独占帯と金融資本の支配が形成され、資本輸出が際立った意義を帯びるようになる。また、国際トラストが世界分割を開始し、資本主義列強が地球上の領土の分割を完了する。〜 古典の面白さを久々に堪能しました☆5つ

Posted by ブクログ

2014/01/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この本は今からおよそ百年前に書かれている はずなのに、古臭さすら感じません。 そして、自国が富めるものになるためには ただひたすらに外を侵略し、 そこから金の元を取らなければいけない時代。 そして富むものたちは… そう思うとこの制度って 今の世界と全然変わりがないじゃないですのん。 100年近くたっているのに変化がないです。 植民地がなくなっただけ。 そして金の元が変わっただけ… 資本主義…当たり前の様に浸透している 主義だけれどもそこには 欠点があるものですね。 それを著者が指摘していたことに驚き。

Posted by ブクログ

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