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四十七人目の浪士 新潮文庫

池宮彰一郎(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/
発売年月日 1997/09/01
JAN 9784101408132

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商品レビュー

4

6件のお客様レビュー

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2010/05/28

大石内蔵助に命じられ…

大石内蔵助に命じられて討ち入りの真実を伝えるため生き残ることになった寺坂吉右衛門の生涯を描く短編集。

文庫OFF

2017/03/07

読んでいると自然と目頭が熱くなることが度々ありました。 一方で、こんなにも部下から慕われ、そして部下を愛する上司は今の時代にはいないなぁと思いました。 死ぬことより生き続けることのほうが苦しい、いっそ死んでしまったほうが楽だったかもしれない。しかし、生きることがお役目。吉右衛門...

読んでいると自然と目頭が熱くなることが度々ありました。 一方で、こんなにも部下から慕われ、そして部下を愛する上司は今の時代にはいないなぁと思いました。 死ぬことより生き続けることのほうが苦しい、いっそ死んでしまったほうが楽だったかもしれない。しかし、生きることがお役目。吉右衛門がお役目を果たした時、胸を張って内蔵助に報告できることを切に願う。

Posted by ブクログ

2017/01/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ネタバレ 忠臣蔵の吉良邸討入後、四十七士の内、姿を晦ました寺坂吉右衛門。彼の討入後の来方行末を描く連作短編、「仕舞始」「飛蛾の火」「命なりけり」「最後の忠臣蔵」の4本。個人的には、四十七士の遺族の減刑嘆願に奔走しつつ、そのために交わした個人的な交情を捨てざるを得なかった「命なりけり」が印象深い。もちろん、映画・TVドラマにもなった「最後の忠臣蔵」も良…。先に読破した某作家(池宮氏ではない)の○○忠臣蔵よりも、小説としてずっと面白い。涙あり、愛あり、別れあり、小説の醍醐味は生き生きとした人物描写にある。

Posted by ブクログ

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