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商品詳細
内容紹介 | 内容:ひよどり越之の巻.千手の巻 |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 1989/08/11 |
JAN | 9784061965577 |
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新・平家物語(十一)
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新・平家物語(十一)
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商品レビュー
3.9
8件のお客様レビュー
『MASTER PIECE』
とにかく長いお話で、体力を使いました。 それだけに、平安時代後期から鎌倉時代前期の社会を タイムマシンで見てきたなって感じです。 生まれた時代が過酷なカオスだとしても、 考え方が大事なんだと、阿部麻鳥から学ぶことができました。 「ボーッと生きてんじゃねえよ!」っ...
とにかく長いお話で、体力を使いました。 それだけに、平安時代後期から鎌倉時代前期の社会を タイムマシンで見てきたなって感じです。 生まれた時代が過酷なカオスだとしても、 考え方が大事なんだと、阿部麻鳥から学ぶことができました。 「ボーッと生きてんじゃねえよ!」って言われちゃって…。
クラシカルなMK
一ノ谷合戦突入!源氏の主力は源範頼が尼崎経由。別働隊、源義経は丹波道を迂回し、一ノ谷背後に進軍。結果はさておき、平経盛の子供3人が戦士、その中にあの有名な敦盛も…熊谷直実との描写は胸が詰まる。 物語の後半は、鎌倉に送られた後、平重衡が中心。死を待つ重衡に執拗に利用価値を見つけよう...
一ノ谷合戦突入!源氏の主力は源範頼が尼崎経由。別働隊、源義経は丹波道を迂回し、一ノ谷背後に進軍。結果はさておき、平経盛の子供3人が戦士、その中にあの有名な敦盛も…熊谷直実との描写は胸が詰まる。 物語の後半は、鎌倉に送られた後、平重衡が中心。死を待つ重衡に執拗に利用価値を見つけようとする頼朝。 この裏側では、木曽孝高の惨殺事件、平重盛の嫡男で、美男子と言われた維盛の那智の沖での入水自殺など、栄華を極めた平家の綻びが…。 次はいよいよ、、屋島の戦い…そして、重衡の、運命は…
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前半は一ノ谷の合戦、後半は中将重衡の鎌倉下りが描かれている。一ノ谷の合戦では、院宣に欺かれた平氏が、義経率いる源氏に大敗を喫する。死者は源氏の方が多い位だと記載があったが、忠度や経正といった平家重臣達が悉く首になったことから、平家に大ダメージを与えた戦と言って過言は無い。和平を望...
前半は一ノ谷の合戦、後半は中将重衡の鎌倉下りが描かれている。一ノ谷の合戦では、院宣に欺かれた平氏が、義経率いる源氏に大敗を喫する。死者は源氏の方が多い位だと記載があったが、忠度や経正といった平家重臣達が悉く首になったことから、平家に大ダメージを与えた戦と言って過言は無い。和平を望む平家が、立身出世の為功を立てんと躍起になる源氏に「世を乱す朝敵」として討伐される様は、何とも皮肉である。戦後の処置含め、虚しさが残る場面であった。 後半は重衡。自ら平家の業を背負い、それでも源氏との和睦を果たさんとする姿勢に忠義を感じた一方、源氏繁栄の憂いとして義仲の子義高を躊躇なく首にした頼朝の冷酷さに、今後源氏と平氏が和睦する可能性が無き事に寂しさを覚えた。 次巻は屋島の戦いに移るのか。重衡の処遇はどうなるのか。頼朝の背後にいる北条政子・時政親子の存在感は高まるのか。期待。
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