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ラヴクラフト全集(5) 創元推理文庫

H.P.ラヴクラフト【著】, 大滝啓裕【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 1987/07/01
JAN 9784488523053

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ラヴクラフト全集(5)

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商品レビュー

3.4

18件のお客様レビュー

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2010/05/28

オカルト作家ラヴクラ…

オカルト作家ラヴクラフトの傑作が読めるシリーズの第5弾です。寒気が走りますよ。

文庫OFF

2024/01/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

これまでの巻でも時折登場したが、今作では"ネクロノミコン"が頻繁に登場し、巻末に"ネクロノミコンの歴史"があるが、読みずらい笑 "死体蘇生者ハーバード・ウェスト"は珍しく連載だったようで、話が切り替わるごとに前回のあらすじが展開される。 やはり後半の、"魔女の家の夢"と"ダニッチの怪"は臨場感があって面白かった。 "魔女の家の夢"では、主人公がおかしなことに直面しても、きっとこれはこうゆうことだろうと自分自身に適当な理由を言い聞かせることが多々あり、無理があるだろう笑と思いつつ、眠る度に異常さが増していくのが面白い。が、落ちはもう一声と言いたい。 "ダニッチの怪"では、怪物が猛威を振るいだして住民が怯え出すところからは怪物退治ものとして面白かった。落ちも良かった。

Posted by ブクログ

2022/05/30

 この巻にはクトゥルー神話の「体系」が形成される以前の、萌芽のような作品が集められるということらしい。  相変わらず会話文がほとんど無い上に地の文も妙に読みづらいラヴクラフトの書法だが、印象的な作品が2つはあった。 「死体蘇生者ハーバート・ウエスト」(1922)は、確かに以前スカ...

 この巻にはクトゥルー神話の「体系」が形成される以前の、萌芽のような作品が集められるということらしい。  相変わらず会話文がほとんど無い上に地の文も妙に読みづらいラヴクラフトの書法だが、印象的な作品が2つはあった。 「死体蘇生者ハーバート・ウエスト」(1922)は、確かに以前スカパーで見た映画の原作だ。何という映画だったかは忘れた。ホラー小説として優れたストーリーではあるが、雑誌連載であったためか、後続の章でまえの章の内容がくどく反復される箇所が沢山あって少々呆れてしまった。これが無ければ傑出した短編と思う。 「ダニッチの怪」(1929)は新潮文庫版の「新訳」アンソロジーにも収められており、記憶によく残っている印象の濃い優れたホラー。  本書を通して例の架空の本、アブドゥル・アルハザード著『ネクロノミコン』が何度も言及される。ラヴクラフトはよほどこれが気に入っていたらしい。このような複数作品を渡り歩く要素は体系というより執着的なライトモティーフのように思える。手塚治虫のマンガで同一の人物(ヒゲオヤジ、ロック等)がたびたび起用される俳優であるかのように、異なる作品で再登場してくるシステムにも似ている。  そのように反復された執着が積もりに積もって、ラヴクラフトは晩年に至ってクトゥルー神話と呼ばれる「体系」に近いようなものを記述するのだが、私はその「体系」の内容には興味は無いものの、強迫的に反復されるイメージへの固執が循環し続ける、心的システムのありようには惹き付けられるものがある。

Posted by ブクログ

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