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脂肪と言う名の服を着て ギガC

安野モヨコ(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 主婦と生活社
発売年月日 1997/11/01
JAN 9784391920390

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脂肪と言う名の服を着て

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商品レビュー

3.4

5件のお客様レビュー

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2015/03/04

2015年3月4日読了。太っていることを自覚しつつも大食いをやめられないOL「のこ」、職場でのイジメ・パワハラに悩み無理なダイエットを試みた挙句…。現代的なテーマなんだと感じるが、なんとも救いがなく、ストレートに主張を読み取りにくい話だ…。太ること=自分を醜いと思い込むことはスト...

2015年3月4日読了。太っていることを自覚しつつも大食いをやめられないOL「のこ」、職場でのイジメ・パワハラに悩み無理なダイエットを試みた挙句…。現代的なテーマなんだと感じるが、なんとも救いがなく、ストレートに主張を読み取りにくい話だ…。太ること=自分を醜いと思い込むことはストレスだけど、逆にそのストレスで「生きていること」を実感できたり、「太っていて醜い自分を見下すことによって優越感に浸る人を受け入れることで自分も優越感を得る」みたいな妙な関係性がうまれるということもあるのか。まあ本気で痩せようと思ったら、TV局の企画に乗るとか入院して隔離された環境で生活するとかいろいろあるわけで、結局は太っている自分を受け入れている自分の心が問題か。

Posted by ブクログ

2008/02/20

基本的に女のドロドロした話はちょっと苦手です。 この作品もパラパラッと立ち読みしてみるとそういう”ドロドロ系”に思えたので、今の今まで買わなかったのです。 ・・・が、何故かちょっと気になる作品だったんですよね。 何が気になるかって、やっぱりインパクトのあるタイトルでしょう。 「...

基本的に女のドロドロした話はちょっと苦手です。 この作品もパラパラッと立ち読みしてみるとそういう”ドロドロ系”に思えたので、今の今まで買わなかったのです。 ・・・が、何故かちょっと気になる作品だったんですよね。 何が気になるかって、やっぱりインパクトのあるタイトルでしょう。 「脂肪と言う名の服を着て」 このタイトルを思いついた時点でこの作品は成功ですよ。 そんな気がします。 ”服”なんだからその気になれば脂肪は脱げるんですよね。 確かにそうです。 ・・・が、それが非常に難しい。 この作品が単なるダイエットをする女の子の話だったらつまらない。 太ってることで苛められ、一生懸命ダイエットをして痩せて美しくなって、かっこいい彼氏が出来てメデタシメデタシ・・・などという話なら誰にでも描ける。 安野モヨコが描くのだから、そんな単純な話ではない筈だ。 ・・・で、古本屋で100円だったので買ってしまいました。 最近、100円だったので買ってしまいました〜!というパターンが多いような気がするけど、まあ気にしない、気にしない。(笑) この作品を買おうと思った最大の理由はラスト近くのこのセリフ。 「たぶん 繰り返すわね 身体じゃないもの 心がデブなんだもの」 実に深いセリフです。 上記のセリフの前に言った言葉もなかなかいい。 「もう誰のせいでもない もとから誰のせいでもない 太ったのはそうやって人のせいにしている あなた自身のせいなのよ」 ”脂肪”とは肉体につく脂肪だけを指すのではなく 精神につく”脂肪”・・・何でも人のせいにしたり、嫌な事から逃げようとしたりする安易な考え方など・・・を指しているんですよね。 結局、一度は痩せた主人公がどうなったか・・・ それはネタバレになるので書かない方がいいですね。

Posted by ブクログ

2007/05/12

あまりの怖さに、本棚の奥深くに閉まった本。でもそれって、痛いとこ突かれたからだよな。そう思って覚悟して再読してみても、やっぱり痛い。 ダイエットのやる気を出すためには使えません。

Posted by ブクログ

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