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子乞い
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子乞い
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商品レビュー
3.3
3件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
テレビドラマ「瑠璃の島」を見て以来、ずっと気になっていた鳩間島。今回訪れる機会があったため、事前に本書を読むことにした。 読む前は「瑠璃の島」の爽やかなイメージを想像していた。しかし、読み進めるうちに、人口減少にあえぐ小さな島の生き残りをかけた営みは、きれいごとだけでは語れない現実的な問題を浮き彫りにしていた。たまたま、その後に西表島でガイドをしている方からきいた「西表島は、仕事があって、健康であればいいところ」という言葉もまさに本書で提起している人口減少地域の問題に合致していた。 この現象は、今後過疎化、少子化が進む日本でも増えてくるであろう。仕事や子供を社会に生み出すことの重要性を感じる一冊であった。
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幼い頃、ドラマ「瑠璃の島」を見て、鳩間島の自然やそこに住まう人々の海と共にある生活に強い憧れを抱いた。 石垣島から北に五キロ、周囲四キロ、人口42人の小さな島。 島民は島の存続のためにあれこれ手をつくすも、現実は冷酷に島を置き去りにする。 現在は石垣島との定期便が作られ、観光客も...
幼い頃、ドラマ「瑠璃の島」を見て、鳩間島の自然やそこに住まう人々の海と共にある生活に強い憧れを抱いた。 石垣島から北に五キロ、周囲四キロ、人口42人の小さな島。 島民は島の存続のためにあれこれ手をつくすも、現実は冷酷に島を置き去りにする。 現在は石垣島との定期便が作られ、観光客も年間一万人を超えるほどの観光地になった。学校も海浜留学を取り入れ、存続している。 島の活性化を島民が夢見る一方で、海は変わらずそこに存在し続けている。島民が守りたい伝統とは一体なんなのだろうか。
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ドラマ「瑠璃の島」や漫画「光の島」の原作になった実話です 島の存続のため、その中心となる学校を廃校にしないために島外から色んな事情を抱える子供たちを里親として育てる… 文章で書くとそれだけですが、現実にそれがどれほど大変なことなのにかは想像も容易いことですね
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