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神道入門 日本人にとって神とは何か 平凡社新書

井上順孝(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社/
発売年月日 2006/01/11
JAN 9784582853056

神道入門

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商品レビュー

3.4

16件のお客様レビュー

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2022/03/16

神道にかんする基本的な知識をコンパクトにまとめた入門書です。 キリスト教やイスラム教などの創唱宗教を宗教の典型的なすがたとみなす観点では、教義内容や信者の範囲が明確でない神道は把握しにくいものに見えます。またたとえば「神道は自然との調和をめざす宗教である」といったような神道の本...

神道にかんする基本的な知識をコンパクトにまとめた入門書です。 キリスト教やイスラム教などの創唱宗教を宗教の典型的なすがたとみなす観点では、教義内容や信者の範囲が明確でない神道は把握しにくいものに見えます。またたとえば「神道は自然との調和をめざす宗教である」といったような神道の本質を把握することをめざす議論は、しばしば独断的な解釈になりがちであると著者はいいます。このような神道のとらえがたさを踏まえたうえで、著者は「見える神道」と「見えない神道」という二つの側面を分けて、まずは前者に含まれる神社の歴史や神道思想などについて紹介し、その後伝統的な習俗として日本人の生活のなかに組み込まれている後者の側面についての解説をおこなっています。 従来は民俗学が、著者のいう「見えない神道」の側面を解明することに従事してきましたが、著者は民俗学の成果を踏まえながらも、宗教社会学の立場からの検討をとり入れて、こうした側面に切り込んでいます。近現代の神道系の新々宗教の動向にも触れられており、また都市民俗学的な観点とのつながりについても、幅広く論じられている印象を受けます。

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2016/09/06

・国学者と重なりつつも、一つの特徴ある流れを形成するのが復古神道家である。この流れにとって、決定的に重要なのは平田篤胤である。またその門人の大国隆正は、幕末維新期のいて政治的な影響が大きかった。 …篤胤の処女作は『呵妄書』である。この書において、荻生徂徠の門人である太宰春台の『弁...

・国学者と重なりつつも、一つの特徴ある流れを形成するのが復古神道家である。この流れにとって、決定的に重要なのは平田篤胤である。またその門人の大国隆正は、幕末維新期のいて政治的な影響が大きかった。 …篤胤の処女作は『呵妄書』である。この書において、荻生徂徠の門人である太宰春台の『弁道書』が徹底的に批判される。春台は、神道は中国の聖人の道の影響によってできたことなどを主張した。弁道書の前半の方では、おおよそ次のようなことが述べられている。 神武天皇より欽明天皇の代までは、日本に道というものはなかった。神道を我が国の道と思い、儒教仏教と並べて一つの道とするのは間違いである。天地山川、社稷宗廟の祭りを重んじ、災いを祓い、卜筮を行うのは、鬼神を恐れるからであって、神道はもともと聖人の道のなかに含まれている。今の世に神道と言っているのは、仏法に儒者の道を加えて作ったものであって、一見仏教と敵対するように見えて、実は一致しているのである。 篤胤がこの書の内容を知ったとき、春台はすでに世を去って久しかったが、この書の細部にわたって逐一反駁を試みた。日本の神道が独自な基盤をもつことを主張した部分のあらましは、次のようになる。 春台が、日本古代に道がなかったというのは卓見だが、中国に道があることを盛んに述べて日本を貶めるのはよくない。春台の頃までは、唯一神道、両部神道しかなく、真の道を説く者がなく、神道といえば、錫杖をふり、鈴をならし、大祓詞(おおはらえことば)を唱え、その他あやしきわざをすることのみを見慣れた時代であったから、真の神道を知らなかったのも無理はない。真の神道は、周易のなかに見える神道というのとは異なる。周易にある神は、実体を備えたものではないが、日本の神は記紀に出てくる諸々の神々である。その神々が始めた道であるから神道というのである。天地山川、社稷宗廟の祭りを重んじるのも、社稷宗廟の祭りは、先祖をまつるためであり、天地山川の祭りはそれぞれまつるべき伝説があって、山神、川神の名前まで分かっているからである。

Posted by ブクログ

2015/04/04

神道について学術的な見地からまとめられている一冊。 神道がどうやって伝えられてきたか、海外に広がったか私達の生活にどのように影響しているのかくわしく書かれていました。 求めていたもの(もっとライトな感じのものだったので)とは違いましたが四章などは身近な話題だってので比較的読みや...

神道について学術的な見地からまとめられている一冊。 神道がどうやって伝えられてきたか、海外に広がったか私達の生活にどのように影響しているのかくわしく書かれていました。 求めていたもの(もっとライトな感じのものだったので)とは違いましたが四章などは身近な話題だってので比較的読みやすかったです。 「入門」にしては難しいと感じました。

Posted by ブクログ

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