- 書籍
- 書籍
輝く断片
商品が入荷した店舗：0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
輝く断片
¥220
在庫なし
商品レビュー
3.8
19件のお客様レビュー
自分の中に潜む、何か別のものが蠢く感覚へ……。 シオドア・スタージョンといえば“少し不思議”系SF短編、ということで、再編集後の短編集として大森望訳『不思議のひと触れ』を呼んだ後、ずいぶん経ってこの『輝く断片』と読んでみた。 この短編集は“SF（ Science Fictio...
自分の中に潜む、何か別のものが蠢く感覚へ……。 シオドア・スタージョンといえば“少し不思議”系SF短編、ということで、再編集後の短編集として大森望訳『不思議のひと触れ』を呼んだ後、ずいぶん経ってこの『輝く断片』と読んでみた。 この短編集は“SF（ Science Fiction）系ではなくミステリー（Ⅿystery）系”ということだそうだが、もうミステリーだとかSFだとかなんて……。 SF（Suckosi Fusigi）系ではなく、CF（Chokotto Fusigi）系からZF（Zuibunto Fusigi）系まで、スタージョンの生み出す物語は、呼んだ後にどれも妙な感覚を覚える。 特にこの短編集では、読者自身も自分の中の“ワル”が、ちらっと覘く……。 ククク… ムムム… フフフ…
Posted by 
短編集。 前半3作は軽めの作品らしい。 後半5作はサイコサスペンス。 「マエストロを殺せ」は「死ね、名演奏家、死ね」というタイトルで有名な作品。文体が特徴的。 最も印象的だったのは表題作。序盤から刺激的な描写が続き、引き込まれた。 サイコだけど真面目で悪人ではない、という主人公の...
短編集。 前半3作は軽めの作品らしい。 後半5作はサイコサスペンス。 「マエストロを殺せ」は「死ね、名演奏家、死ね」というタイトルで有名な作品。文体が特徴的。 最も印象的だったのは表題作。序盤から刺激的な描写が続き、引き込まれた。 サイコだけど真面目で悪人ではない、という主人公の物語が多く、逆にリアルでありそうで不安になった。 1冊を通して、感情を揺さぶられる作品でした。好き。
Posted by
初めてのスタージョン。真面目で優しくて痛々しい男の人が頻繁に登場する印象を持った。表題作が強く心に残る。
Posted by