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隠居の日向ぼっこ
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隠居の日向ぼっこ
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商品レビュー
3.8
14件のお客様レビュー
江戸の町は巨大な蚊の養殖場 穴あきの蓬莱蚊帳、鶴(吊る)と亀(蚊め)が舞い踊る 鍵は内側から戸締りに使った、出かける時は留守番を置く 踏み台は大工の弟子の卒業試験、仕上げた家にプレゼント 貧乏徳利、鏡、矢立て、箱膳なと 小物に絡めたミニエッセイ 朝日新聞連載(平成12~13年)
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杉浦日向子さん(1958~2005.7.22、享年46)「隠居の日向ぼっこ」、エッセイ集、2005.9発行。①「踏み台」は元々、新築家屋への大工さんの置土産 ②「手拭」は万能の布 ③「肥後守」は折りたたみ小刀で鉛筆の友 ④江戸では「耳掻き」はひとつの生業 ⑤「まめに暮らせ」:無理せず自分なりにやれ(ほんのり温かい好意が込められている)⑥行灯の明るさは豆電球よりも弱い。昔との決定的違いは電気の有無 ⑦四季に寄り添い、太陽と月に従う、江戸の時。
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江戸で使われた道具についてのエッセイを春夏秋冬の季節に分けてまとめてあります。蚊帳や火鉢や火燵など、今は見かけなくなってしまった物や今でも活躍している物などがあり、懐かしくも楽しく読めます。
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