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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 竹書房/竹書房 |
発売年月日 | 2005/12/29 |
JAN | 9784812425022 |
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商品レビュー
3.9
30件のお客様レビュー
初シアラー 世評の高い作品ですが、ひょっとしたらシアラーさんとは相性が悪いのかもしれません。悪くは無いのだけど、ダラダラと無駄に長い感じがします。 近未来。不老処置ができるようになり、代わりに子供がほとんど生れなくなった世界を背景にした作品です。 本物の男の子であるタリンと、タリ...
初シアラー 世評の高い作品ですが、ひょっとしたらシアラーさんとは相性が悪いのかもしれません。悪くは無いのだけど、ダラダラと無駄に長い感じがします。 近未来。不老処置ができるようになり、代わりに子供がほとんど生れなくなった世界を背景にした作品です。 本物の男の子であるタリンと、タリンを賭けの賞品として入手した保護者のディート。二人はモーテルを渡り歩きながら、金持ちにタリンを時間貸しして暮らしています。おそらく著者はそんな世界の中で葛藤する少年を描こうとしたのでしょうが、どうしても「世界」そのものの方に目が向いてしまうのです。もう少し、この世界を多面的に~例えば長寿の末に死に向かう人の回想、若くして不老処置に向かう人の思い、処置しなかった人の思いなど~描けば、もっと面白くなった様に思うのです。
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アレックス・シアラーこういうのも書くのね。子供たちが不憫でならない。物語は淡々と進んでいくが、所々哀しみを帯びていた気がする。後味はあまりいいものではないが、胸に迫る何かがあった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
チョコレート・アンダーグラウンドを読んでから、これを読んだ。 チョコレート・アンダーグラウンドとはテイストが全く違う話。同じ作家でここまで雰囲気やテーマが違う話を書けるのか、と驚いた。 以外ネタバレ含みます。↓ ・ディートが印象に残っている。利己的な人間。言葉では自分の行動を正当化するのがうまいけど、主人公を思って行動していたことなどない。 彼は結局自分のために、主人公の意志を無視してPPを受けさせようとする。 言葉尻だけあなたのためと言いながら、実際は自分の利益になることしか考えずに行動している人って結構多そうだな。と思った。 主人公は聡明かつ幸運だったのでディートによるPP治療を間一髪くぐり抜けたけど、もし主人公が聡明でなかったとしたら? あるいは、聡明だったが不運にもPPを受けさせられたら? 絶望したのだろうか??諦めて受け入れたのだろうか?? ・主人公がディートに親しみを感じるけど、絆は感じないと言っていて「いつも一緒にいるけど仲良しではないorどうでもいい関係の人」っていうものを改めて認識した。 ◎子供のまま成長せずに生きることは幸せなのだろうか? と、考えさせられた。成長せずに子供のままで居た方が楽だし、大人になるなんて嫌だ!という考えが、成長することが確約されているからこそ出る考えであることを自覚した。
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