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無思想の発見 ちくま新書

養老孟司(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2005/12/07
JAN 9784480062802

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無思想の発見

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商品レビュー

3.8

55件のお客様レビュー

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2010/05/28

「バカの壁」「死の壁…

「バカの壁」「死の壁」などの壁シリーズよりも、養老孟の思想を知るのにはこちらをおすすめします。著者は解剖学の専門家ですが、認識論や言語学などの知見もまじえ、「自分」についての認識にパラダイム転換を引き起こさせてくれます。簡単な言葉で説明してくれていますが、ちゃんと理解しようとすれ...

「バカの壁」「死の壁」などの壁シリーズよりも、養老孟の思想を知るのにはこちらをおすすめします。著者は解剖学の専門家ですが、認識論や言語学などの知見もまじえ、「自分」についての認識にパラダイム転換を引き起こさせてくれます。簡単な言葉で説明してくれていますが、ちゃんと理解しようとすれば、結構時間をとられます。

文庫OFF

2024/02/05

バカの壁、超バカの壁に続いて読んだけど、ちょっと難しかった、、 消化不良感があるのでまた読みたいな ・感覚(違う)と概念(同じ)、これらは互いに補完するもの。日本は感覚が強い社会だったから、無思想のように見えている 完全な思想はないし、思想は万能ではない。感覚世界では、全てのこ...

バカの壁、超バカの壁に続いて読んだけど、ちょっと難しかった、、 消化不良感があるのでまた読みたいな ・感覚(違う)と概念(同じ)、これらは互いに補完するもの。日本は感覚が強い社会だったから、無思想のように見えている 完全な思想はないし、思想は万能ではない。感覚世界では、全てのことは別個のものとして扱われる。概念と感覚をいったりきたりしながら、自分を変えていくこと!怠けない! 「概念」の自分が重視されがちだけど、「感覚」としての自分(=身体)も忘れないこと 「意識と無意識を足して」、はじめてゼロになる P161 どんなに高い玉座の上に座るにしても、座っているのは自分の尻の上だ P171 より確実なものを人は求めようとする、ーーーもう一つ、楽をする方法がある。「こうだ」と決めてしまうことである。 P230

Posted by ブクログ

2024/01/21

日本人はよく、自分には思想もなく宗教もないと言うが、実のところ「世間」という思想を自覚なしに生きている。それは言語化されない思想のゼロ地点であり、般若心経の説く「空」のようなものなので、海外から宗教や思想を借りても矛盾なく、増えもしないし減りもしない、独特な無思想という思想である...

日本人はよく、自分には思想もなく宗教もないと言うが、実のところ「世間」という思想を自覚なしに生きている。それは言語化されない思想のゼロ地点であり、般若心経の説く「空」のようなものなので、海外から宗教や思想を借りても矛盾なく、増えもしないし減りもしない、独特な無思想という思想である。ただ、明治維新から輸入された西欧近代的自我は戦後憲法となって社会の形を変え、旺盛な自然環境に支えられていた精神風土も自然破壊のせいでおびやかされており、日本的思想たる無思想の「世間」は弱体化しつつある。日本社会が世間を失ったら大変だなぁ心配だなぁというような事が書いてあった。 現代の若者は自分としての実感を持てないからこそ自分探しをしなければならないという話などはなるほどなと。本当の自分などというものはどこにもなく、今ある自分が自分なのだが、なんせ社会の変化も加速しており、頭ばかり使って体を忘れやすい時代ではすべてがあやふや。生活しているだけではこれが自分であるという実感が持てない。ましてや世の中、個人の自由と欲望こそが法なりの新自由主義だ。いくらでも頭でっかちになれる罠に満ちている。ある程度歳を取らないと養老先生の言う無思想という思想や「世間」のポジティブな価値は分かりづらいかもしれないけれど、自分がまだ若い頃にこれを読んでいたら色々納得できたかもと思わないではいられない内容だった。

Posted by ブクログ

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