- 書籍
- 書籍
仏教 はじめの一歩
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
仏教 はじめの一歩
¥110
在庫なし
商品レビュー
3.8
4件のお客様レビュー
タイトルの通り仏教について書いている本です。 といっても小難しさはないので、結構すんなり読めます。 あと、仏教に興味はなくても、迷いごとや考え事があったりした場合、この本を読むことで何かしらの気づきや解決の糸口が見つかるかもしれません。
Posted by
怒りの炎には、水をかけるな。ただ薪をくべないでおこう。 煩悩という客人は、ただ待たせておこう。 私には日常の仕事があるのだから。
Posted by
この前読んだ仏教の入門本が非常に興味深かったので、続いて借りてみた本。 前読んだ本は、釈迦を「最初に悟りに到達し、その方法を私たちに示してくれる先達」として捉えていましたが、こちらの本はさらに「私たちが救いに到達できるよう見守ってくれている庇護者」として捉えているように思いま...
この前読んだ仏教の入門本が非常に興味深かったので、続いて借りてみた本。 前読んだ本は、釈迦を「最初に悟りに到達し、その方法を私たちに示してくれる先達」として捉えていましたが、こちらの本はさらに「私たちが救いに到達できるよう見守ってくれている庇護者」として捉えているように思いました。前に読んだ方は釈迦は人間でしたけど、こちらの本では「神様」に近い位置づけになっているようでした。仏を信じて、すがれば救われると。 けれど、仏の救いというものは、そう単純にはいきません。神様に近いといっても、合格祈願をすれば合格させてくれるというようなものではないのだそうです。 仏の救いの視線は、全ての生き物に及びます。仏は区別も差別もしないからです。誰か一人を合格させたりすれば、誰か一人が落ちることになってしまうので、それは仏にとっての救いにはなりません。合格させてと願われたからといって、その願いをかなえたりはしない。仏の救いとは、合格したら合格した状況で、不合格なら不合格の状況で、それぞれの立場で「幸せに生きられるように願い、導く」ことなのだとか。 大学に落ちても、あるいは重い病気になったとしても、それは仏がその人を見捨てたということではない。その状況で生きよというのが仏の意志であり、その仏の判断を疑わずに受け入れることが、仏を信じるということなのだそうです。その仏の判断が間違っているとか正しいなんて人間にはわからない。どんな運命も仏を信じて受け入れろということでした。 上の運命論もそうなのですが、前に読んだ本に比べて、この本の論旨は納得しがたいところも多かったのですが、それでも基本的な考え方は前の本と同じだったので、これが仏教の基本なのかなというおぼろげな形はなんとなくですが感じました。 また別の人が書いた本も読んでみようと思います。
Posted by