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テロルの時代と哲学の使命
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2004/01/30 |
JAN | 9784000240093 |
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テロルの時代と哲学の使命
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グローバルテロリズムとは如何なものであるか、ハーバーマスによれば、それは現実的な目標を欠いていること・複雑なシステムの脆弱性をシニカルに利用するという点で、極めてラジカルであるという。すなわち、三つの異なるテロリズムの種類。1)パレスチナのテロリズム2)準軍事的なゲリラ戦モデル...
グローバルテロリズムとは如何なものであるか、ハーバーマスによれば、それは現実的な目標を欠いていること・複雑なシステムの脆弱性をシニカルに利用するという点で、極めてラジカルであるという。すなわち、三つの異なるテロリズムの種類。1)パレスチナのテロリズム2)準軍事的なゲリラ戦モデルのテロリズム3)グローバルテロリズム。の内、3)のグローバルテロリズムが最も政治的な主張を提出していると回顧的に認められる見込みの少ないものである。現実的な政治目標を欠いているにもかかわらず、国家の権威を失墜させるという極度に政治的な目標においては成功しているのである。この種の極端なまでの反コミュニケーションについて、どう対処するかという点については、かなり歯切れが悪い。知れば知るほど、問題が入り組んでいて、袋小路から脱出できないのではないかという疑いがより確固たるものに変わってしまいそうで怖い。解決の糸口が今のところちょっと思いつけない。
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ハーバーマス、デリダが9.11を語る本。個人的には、やっぱりハーバーマスは合わない(というか、彼のバックグラウンドであるフランクフルト学派と彼の著書を読んでいない)から、良く分からない。一方で、デリダのアプローチは、自分の思考体系的に合う。ハーバーマス分からん(-_-メ)
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理想主義のハーバーマスと懐疑主義のデリダ──まずはそんな印象を受ける。テロルとは何か、正義とは何か、啓蒙とは、寛容とは、“赦す”とは、“招待”と“歓待”の違いとは……様々な断片的な概念について厳粛な再考を促された気がした。要再読。
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