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天才数学者、株にハマる 数字オンチのための投資の考え方
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ダイヤモンド社 |
発売年月日 | 2004/01/29 |
JAN | 9784478630877 |
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天才数学者、株にハマる
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商品レビュー
3.2
28件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
世の中には株式投資についての本がそれこそ掃いて捨てるほど(「吐いちゃダメよ)ある。やれ10万円を100万円にするだ3年で1千万円だと景気のいい言葉が踊ってるが、そんなものを信じてるうちは絶対に投資では成功しない。 だいたい、オレの持論は「成功した人間の話より失敗した人間の話の方がよっぽど為になる」だ。 その点、数学者が株式投資について語るというのはただの成功者の自慢話よりよっぽど為になる。投資と数学が切っても切れない関係であることは周知の事実で、現に機関投資家は非常に高度な数学を駆使して利益を得ている。数学者の視点で株式投資を語ってくれるのは、オレのような理系の投資家にとってはとても面白い。 しかし、それだけだとせいぜいが「あらゆる投資法は統計的には無意味だ」「株価の予想は数学的には不可能」などという客観的ではあるけれど冷酷で面白みのない結論を聞かされて、読者は「はあそうですか、お説ごもっとも。」とうなだれて終わるだけだろう。 この本も、基本的には投資を数学的に考察するところから始まり、さまざまな投資法の分析や投資家の非合理性について分かりやすく丁寧に解説している。これはこれで勉強になる。 しかし、それだけだと面白いとは言えないのは上で書いた通りだ。 著者のパウロスは、実際に自分がエンロンの株を大量に購入し、例のエンロン事件で大損した。数学者であるはずの彼が、エンロン株に関しては全く合理的な行動ができずに失敗したという経験がこの本をぐんと面白くしている。数学的な説明を滔々と述べたあと、最後の一文で「そんなことは分かってたはずなんだけど…」とため息をつく。個人の投資家がいかに合理的に行動していないかを冷静に示したあと、「まったく人のことは言えないさ…」と自己嫌悪に陥る。このギャップが、この本をただの勉強本でない「読ませる本」にしている。訳も上手い。 ということで、理系の投資家にはぜひ読んで欲しい一冊である。
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出版年が古いせいか少し時代錯誤を感じながら読了。 ガッツリと投資について学ぶような書籍ではないが、どのレベルになっても大切なものは変わらないのだと感じた。
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まだ読んでないけど、読みたいと思ったきっかけメモ。 天才数学者といえば、アイザック・ニュートンは南海泡沫事件の株価暴落で大損してたよな。 曰く「天体の運動を測定することはできるが、人間の愚かな心理を測定することはできない」とか。 そして作者である数学者も株で大失敗してる…。 ...
まだ読んでないけど、読みたいと思ったきっかけメモ。 天才数学者といえば、アイザック・ニュートンは南海泡沫事件の株価暴落で大損してたよな。 曰く「天体の運動を測定することはできるが、人間の愚かな心理を測定することはできない」とか。 そして作者である数学者も株で大失敗してる…。 失敗だらけの数学的思考、果たしてどれだけ株に有効なのか?気になるので読みたい。 そういえば、映画「いつだって、やめられる」でも、元数学者が数学理論を元にギャンブラーとしてやっていこうとしては大失敗してたな。「絶対にこの通りになるはずなんだ!私の理論は正しい!」って言ってるけど実は卓の全員がグルになっててカモにされてるので、理論の前提条件が違っているよっていう。 数学者、数学の原理と美しい理論にプライドを持っているだけに、現実世界の乱数についていけなそう。
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