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グノーシスの薔薇

デヴィッドマドセン(著者), 大久保譲(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/
発売年月日 2004/11/30
JAN 9784047914889

グノーシスの薔薇

¥110

商品レビュー

4

10件のお客様レビュー

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2014/06/01

グノーシス主義、異端審問、人文主義、ルネサンスといった、知性が矛盾をはらみながらも猛烈に発展した時代を描写した問題作。矛盾は醜さや、汚い言葉、性的倒錯、毒や殺人に現れ、あくの強い描写は、一方で現代的でエンターテイメントとして優れている。

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2013/09/22

いやあ、凄い本だった。 題の通り、グノーシス派の人の手記(?)なのですが・・・主人公がグノーシス派に転がるのはとても自然。 そうか、体は悪魔が作ったのか・・・この世は地獄なのか・・・ (彼は小人、つまり障害で生まれつき体が捩れていたのです) 肉とそこからくる欲望=性欲...

いやあ、凄い本だった。 題の通り、グノーシス派の人の手記(?)なのですが・・・主人公がグノーシス派に転がるのはとても自然。 そうか、体は悪魔が作ったのか・・・この世は地獄なのか・・・ (彼は小人、つまり障害で生まれつき体が捩れていたのです) 肉とそこからくる欲望=性欲を徹底的に否定するため行われる儀式は物凄く淫靡です。 人間て怖い。 なんだかんだ言って、私利私欲、自分の信条のもと生きてるんだなあ。と思いました。 拷問怖い。 貴族も怖い。 以前読んだ『フロイトの函』は若干不条理でコミカルな要素があったけど、今回は不条理のみ・・・! でも理路整然としてるのはこちらなので、どっちがおすすめとも言い難い。 うん、これもそりゃあ「問題作」って言われるわ(笑)

Posted by ブクログ

2011/04/07

小人のピッピが見たグノーシスの教えとルネサンス文化の醜悪と絢爛豪華な世界。 カニバリストの告白で同著者を知り、面白かったので作品を読んでみたのですがこれまた醜悪で行き過ぎた耽美で低俗で絢爛豪華でした。 特に今作はルネサンス文化が花開いていた時代ということもあり耽美さと醜悪さにも...

小人のピッピが見たグノーシスの教えとルネサンス文化の醜悪と絢爛豪華な世界。 カニバリストの告白で同著者を知り、面白かったので作品を読んでみたのですがこれまた醜悪で行き過ぎた耽美で低俗で絢爛豪華でした。 特に今作はルネサンス文化が花開いていた時代ということもあり耽美さと醜悪さにも輪がかかっています。 美しいものと醜いものの差がはっきりとあるのにそれらが上手い具合に混ざりあっているのがおもしろいです。 個人的には最後のほうの決闘?シーンよりも貴族のパーティーシーンが怖くて怖くてたまりません。 別に怖いシーンじゃなくてむしろ官能的なんだろうけれどなんだか怖いです。 快楽に溺れた人間はなんだか倒錯しているくせに鬼気迫っていて怖い。

Posted by ブクログ

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