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歴史学ってなんだ? PHP新書

小田中直樹(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所
発売年月日 2004/02/02
JAN 9784569632698

歴史学ってなんだ?

¥220

商品レビュー

3.9

38件のお客様レビュー

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2010/05/28

歴史学は史実をあきら…

歴史学は史実をあきらかにすることができるのか,歴史学は社会の役に立つのか,という問題を,社会経済史学者小田中直樹がわかりやすく論じる.便利な読書ガイド付き.歴史を専門としない一般人にとって,歴史を学ぶことにどのような意味があるのかという問題なども論じていればなお良い本になっていた...

歴史学は史実をあきらかにすることができるのか,歴史学は社会の役に立つのか,という問題を,社会経済史学者小田中直樹がわかりやすく論じる.便利な読書ガイド付き.歴史を専門としない一般人にとって,歴史を学ぶことにどのような意味があるのかという問題なども論じていればなお良い本になっていたかもしれない.

文庫OFF

2023/07/30

(『岩波ジュニア新書655世界史読書案内』にて紹介 p.17) 「小田中さんはフランス社会経済史の専門家。歴史書と歴史小説、マルクス主義歴史学と構造主義、従軍慰安婦論争や日本人のアイデンティティ問題、そして高校の歴史教科書などを取り上げながら、一つずつ論理を積み重ねて論証してゆく...

(『岩波ジュニア新書655世界史読書案内』にて紹介 p.17) 「小田中さんはフランス社会経済史の専門家。歴史書と歴史小説、マルクス主義歴史学と構造主義、従軍慰安婦論争や日本人のアイデンティティ問題、そして高校の歴史教科書などを取り上げながら、一つずつ論理を積み重ねて論証してゆく。語り口もやさしくて読みやすい本」  目次 序章 悩める歴史学 第1章 史実を明らかにできるか 第2章 歴史学は社会の役に立つか 第3章 歴史家は何をしているか 終章 歴史学の枠組みを考える 著者等紹介 小田中直樹[オダナカナオキ] 1963年生まれ。東京大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科単位取得退学。博士(経済学)。東京大学社会科学研究所助手を経て、現在、東北大学大学院経済学研究科助教授。専攻は社会経済史 (『世界史読書案内』津野田興一著 より紹介) 世界史を学ぶことに一体どんな意味があるのか。 ①「事実」としての世界の歴史を知るのは、世界そのものを理解することにつながる ②世界史を学べば日本の歴史をより理解できる(日本も世界の一つ、世界とつながりがある) ③「今(ここにいる自分)」を知ることにつながる(比べることで見えてくる。相対化し、比較することで自分自身を見つめなおすことができる) →比較の方法には ・「時間軸をずらす」(自分が当たり前だと思っている習慣は昔は非常識だったり、最近できた制度だったりする。いつからどうはじまったのだろうか、昔はどうだったのだろうか) ・「空間軸をずらす」(日本や自分の住む地域とは異なる国や地域の、地域の社会や仕組み、伝統や習慣を知る)  の2通りがある。 ・さらに、「今」を知るためには過去を知る必要がある因果関係(原因と結果)が歴史を学ぶ上で大事。現在のぼくたちの社会は、過去の「原因」があるからこそ生まれてきた「結果」なのである。過去を遡って「原因」を知ることは大切。

Posted by ブクログ

2022/12/30

小田中直樹著『歴史学ってなんだ?(PHP新書)』(PHP研究所) 2004.2発行 2022.12.27読了  本書は、歴史学の意義を考える上での三つの問題について、考察している。すなわち、①歴史学は、歴史上の事実である「史実」にアクセスできるか、②歴史を知ることは役に立つのか...

小田中直樹著『歴史学ってなんだ?(PHP新書)』(PHP研究所) 2004.2発行 2022.12.27読了  本書は、歴史学の意義を考える上での三つの問題について、考察している。すなわち、①歴史学は、歴史上の事実である「史実」にアクセスできるか、②歴史を知ることは役に立つのか、③そもそも歴史学とは何か、である。  ①については、史料批判などによって「コミュニケーショナルに正しい認識」に至り、さらにそこから「より正しい解釈」に至ることができるとする。  ②については、歴史学は、歴史像の正当性を計る際に使える基準を供給し、それによって、歴史上のさまざまな問題をめぐる議論をよりよいものにしていくことができるとする。  ③については、利用できるかぎりの証拠をかき集め、みんなで突き合わせ、史実としての蓋然性が高いのであれば、ほかの「通常科学」と同じように、そのことを認め、そのうえで、どのような「コモン・センス」が得られるかを考える学問であると統括している。 URL:https://id.ndl.go.jp/bib/000004339367

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