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環境危機をあおってはいけない
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環境危機をあおってはいけない
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商品レビュー
4.4
10件のお客様レビュー
2008/9/23 予約 9/28 借りる。10/24 返却 環境危機をあおってはいけない 地球環境のホントの実態 ビョルン・ロンボルグ/著 文芸春秋 2003.6 内容 地球は本当に温暖化しているのか? エネルギー資源は本当に枯渇するのか? 公式国際統計に基づいて...
2008/9/23 予約 9/28 借りる。10/24 返却 環境危機をあおってはいけない 地球環境のホントの実態 ビョルン・ロンボルグ/著 文芸春秋 2003.6 内容 地球は本当に温暖化しているのか? エネルギー資源は本当に枯渇するのか? 公式国際統計に基づいて地球の状態を理解し、地球環境の未来に対して「データで裏付けられた希望」を持とう! 著者 ビョルン・ロンボルグ 1965年生まれ。コペンハーゲン大学大学院政治科学学部博士課程修了。 現在、デンマークのアーハウス大学政治科学部統計学担当準教授。
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公共政策決定と環境問題の関係について、膨大なデータを基に現状の正確な把握を試みています。 政策決定の際、社会的なリソースをどの様に問題ごとに分配し用いるべきかを考えるが、現状の正確な把握がないまま事業を進めてしまうと、最適な分配とならないので、コストに比して救える命もずっと減り...
公共政策決定と環境問題の関係について、膨大なデータを基に現状の正確な把握を試みています。 政策決定の際、社会的なリソースをどの様に問題ごとに分配し用いるべきかを考えるが、現状の正確な把握がないまま事業を進めてしまうと、最適な分配とならないので、コストに比して救える命もずっと減り、貧困も減らず、社会インフラや医療、教育、福祉、経済発展などが犠牲になってしまうという視点が大事であることが繰り返し述べられています。 メディアや環境NGOなどのセンセーショナルな報道・広報・キャンペーンにのせられて感情的な世論形成や政策決定などがあまりにも進み過ぎていることに警鐘をならしています。 問題は山積で、取り組まなければならないことは幾らでもあるものの、様々なデータを色眼鏡無しに見てみれば、この100~200年くらいは人類は概ね環境も社会もずいぶん改善してきたのだから、「気分」ではなく合理的に政策決定して未来を作っていこうという本書のスタンスは、明るい希望をもって、ちゃんと考えながら生きていこうぜ!という人類へのエールのようにも思えます。 もっと話題になってもよい良書だと思います。
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長期のデータに基づいた論旨は説得力あり、優先順位をつけて問題に対応して行く必要があるという主張には全面的に賛成。なにを優先するか、というところが難しいな。視野を広く持ち、客観的に物事を判断できるよう訓練することは大事だというのがよくわかるという意味で、いい本です。
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