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パイドロス 岩波文庫

プラトン(著者), 藤沢令夫(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2003/02/14
JAN 9784003360156

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商品レビュー

4

25件のお客様レビュー

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2010/05/28

プラトン得意の対話編…

プラトン得意の対話編です。テーマは「弁論術とは何か?」です。プラトンのイデア論(あらゆるものには本質(イデア)があって(という前提)、それを探求するのが哲学である)が対話方式でわかりやすく展開されます。真実そのものの把握なしには真実らしく語ることさえ本来的に不可能であることを立証...

プラトン得意の対話編です。テーマは「弁論術とは何か?」です。プラトンのイデア論(あらゆるものには本質(イデア)があって(という前提)、それを探求するのが哲学である)が対話方式でわかりやすく展開されます。真実そのものの把握なしには真実らしく語ることさえ本来的に不可能であることを立証し,「哲学」の立場から鋭く当時の弁論術を批判しています。

文庫OFF

2010/05/28

パイドロスとソクラテ…

パイドロスとソクラテスが対話する形で、恋や弁論術について語られる。「哲学のすすめ」という感じの一冊。気軽に読んでみるといいと思う。

文庫OFF

2023/12/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「自分を恋するものより恋していない人に身を任せる方が良い」という一見常識に反するリュシアスの言説を聴くことを発端に、恋することについて、そして弁論術批判についてソクラテスがミュートス(神話)を交えながら滔々と語るという内容。魂がかつて見た美のイデアへの欲求(エロース)の芽生えとしての恋を語り、弁論術に本当に必要なのは哲学により物事の真の姿を問答することであると語ることでどちらの主題も哲学礼賛へとつながるようになっている。 一読した感じだと最後の方の弁論術批判の辺りがよくわからず、うーん?となってしまった。しかし解説はさすがのさすがで過不足なく要点と解釈がまとまっており、そうだったのか、なるほどと唸らされる。今までの著作の内容も盛り込み、充実した内容を余裕を持って語っている姿が分かるようになってきた…と思う。最初は面食らったミュートスもだんだん癖になってくるというか、壮大さとロマンを感じられるようになってきた気がする。この調子で後期の作品も読んでいきたい。

Posted by ブクログ

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