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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社/ |
発売年月日 | 2002/08/20 |
JAN | 9784334031565 |
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犬は「びよ」と鳴いていた
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犬は「びよ」と鳴いていた
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商品レビュー
4.1
39件のお客様レビュー
日本語の擬態語、擬音語は英語の3倍、1200種類もあるそうだ。へー。 擬音語と擬態語にも特定の時代にだけよく使われていたものがあること、今昔物語集が擬音語や擬態語の宝庫であること、など興味深い。
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「「私が一番最初にひっかかったのは、平安時代の『大鏡』に出てくる犬の声です。「ひよ」って書いてある。頭注にも、「犬の声か」と記してあるだけなのです。私たちは、犬の声は「わん」だとばかり思っていますから、「ひよ」と書かれていてもにわかには信じられない。雛じゃあるまいし、「ひよ」なん...
「「私が一番最初にひっかかったのは、平安時代の『大鏡』に出てくる犬の声です。「ひよ」って書いてある。頭注にも、「犬の声か」と記してあるだけなのです。私たちは、犬の声は「わん」だとばかり思っていますから、「ひよ」と書かれていてもにわかには信じられない。雛じゃあるまいし、「ひよ」なんて犬が鳴くかって思う。でも、気になる。これが、私が擬音語・擬態語に興味をもったきっかけでした。」―英語の三倍・一二〇〇種類にも及ぶという日本語の「名脇役」擬音語・擬態語の歴史と謎を、研究の第一人者が興味深く解き明かす。」 目次 第1部 擬音語・擬態語の不思議 ・擬音語・擬態語に魅せられる ・擬音語・擬態語のかたち ・擬音語・擬態語の寿命;擬音語・擬態語の変化 ほか 第2部 動物の声の不思議 ・昔の犬は何と鳴く ・ニャンとせう―猫 ・チウき殺してやらう―鼠 ・モウモウぎうの音も出ませぬ―牛 ほか) 著者等紹介 山口仲美[ヤマグチナカミ] 1943年静岡県生まれ。埼玉大学教養学部教授。文学博士。お茶の水女子大学文教育学部国語国文学科卒。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了
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著者は擬音語・擬態語の研究者である。題名の犬の鳴き声の「びよ」に惹かれてこの本を買った。江戸時代の途中までは、日本人は犬の鳴き声を「びよ」と聞いていたらしい。まあ、英語圏の人間は「バウワウ」と聞こえるらしいから、さもありなん。フィリピンの子に聞いてみるとフィリピン人は英語が堪能な...
著者は擬音語・擬態語の研究者である。題名の犬の鳴き声の「びよ」に惹かれてこの本を買った。江戸時代の途中までは、日本人は犬の鳴き声を「びよ」と聞いていたらしい。まあ、英語圏の人間は「バウワウ」と聞こえるらしいから、さもありなん。フィリピンの子に聞いてみるとフィリピン人は英語が堪能なので、やはりバウワウと聞こえるらしい。それにしても、英語の擬音語・擬態語が約350語に対して日本語は役1200語あるというから面白いが、何故なんだろうな。その辺は書いていないが、主に動物に関する擬音語・擬態語の変遷について詳しく書いてある。後半はちょっと間延びしたかんじかなあ。平安時代の今昔物語の擬音語・擬態語のうち生き残っているのが6割近いのは意外なのかそうでないのか。和歌に掛詞として擬音語・擬態語が結構たくさん使われているのは、新たな認識だった。
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