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国民の芸術

田中英道(著者), 新しい歴史教科書をつくる会(編者)

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定価 ¥1,885

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 産経新聞ニュースサービス/扶桑社
発売年月日 2002/10/30
JAN 9784594037574

国民の芸術

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商品レビュー

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2021/11/22

国民の芸術 田中英道 産経新聞 確かに歴史は為政者の都合で作られた 嘘だらけだと思うが この著者も負けず劣らず 選民思想に取り憑かれた 狂人とでも言うのだろうか 日本民族にまつわる全てを 天皇に結びつけた特権意識で捉え その豊富な知識を曲解する 詭弁論者と成ったのか 勿論...

国民の芸術 田中英道 産経新聞 確かに歴史は為政者の都合で作られた 嘘だらけだと思うが この著者も負けず劣らず 選民思想に取り憑かれた 狂人とでも言うのだろうか 日本民族にまつわる全てを 天皇に結びつけた特権意識で捉え その豊富な知識を曲解する 詭弁論者と成ったのか 勿論極東の吹き溜まりである列島が 現した特異な文化は面白く 利他性と清潔感に富んだ集いを編み出し 調和を目指す対等な集いを 実現してきたことは事実だろう しかし この著者は一神教の排他性からなる 物質至上主義の虜になることで 比較し競い争うことを持ち込んだ結果 こうした選民意識に落ち込んだのだろうと 推察する

Posted by ブクログ

2015/08/02

古代から近代に至るまでの日本の芸術史を、著者自身の「形象学」(フォルモロジ-)という観点から考察しています。 日本の文化と芸術について優れた考察を残した保田與重郎は、「近代」とは「喪失の時代」だと考えていました。このような時代にできることは、ただ、日本文化という共通の傘の下で内...

古代から近代に至るまでの日本の芸術史を、著者自身の「形象学」(フォルモロジ-)という観点から考察しています。 日本の文化と芸術について優れた考察を残した保田與重郎は、「近代」とは「喪失の時代」だと考えていました。このような時代にできることは、ただ、日本文化という共通の傘の下で内在的な差異や葛藤のいっさいの止揚が可能だった時代を追慕し、そうした時代へのロマン主義的な憧憬を募らせること以外にはないというのが、保田の「イロニー」という概念に表現されています。失われてしまったものを、それがいまだに現存している「かのように」保持しなければならないというのが、保田のロマン主義だったのです。 しかし著者は、こうした保田の態度に反対します。ヨーロッパの芸術にとって「古典主義」が意味を持っているのは、それが想像力によって補填されなければならない「ロマン主義」とは違って、現実に感じ取ることができる「形象」として私たちの前にあるからだというのです。そして著者は、日本の芸術もまた、こうした「古典主義」時代を有していると考えます。こうした立場から著者は、日本の美術史と西洋の美術史の平行性を考え、「アルカイスム」「クラシシスム」「マニエリスム」「バロック」「ロココ」という展開を経るという枠組みにしたがって、日本の美術について考察していきます。 西尾幹二の『国民の歴史』などと同じく、「新しい歴史教科書をつくる会」から刊行されているシリーズの一冊なので、文化的ナショナリズムの観点から日本の美術史が見なおされているのは当然なのですが、そのことは措くとして、著者の提唱する「形象学」の方法論がはっきりと語られていないことに、少し戸惑いを覚えました。もちろん、優れた芸術的鑑賞眼と美術史に対する幅広い造詣を持ち合わせている論者が、「作品」そのものと対峙することで芸術的な価値をつかみ出してくることは、無碍に否定するべきではないと考えていますが、同時に、実証的な美術史的研究との溝を埋めるための努力も怠ってはならないのではないかという気がします。

Posted by ブクログ

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