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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 白水社/ |
発売年月日 | 2001/12/30 |
JAN | 9784560047408 |
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4.5
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「本書は13歳でお嫁に行き、未亡人になったインドの少女の物語。インドの少女を取り巻く現実を少女の成長とともに描き出し、インドの社会、文化への関心を喚起する作品である。幼い年齢での結婚。未亡人は恥、不吉と婚家で疎まれ、実家にももどれず一生、未亡人の白いサリーを着て過ごす。未亡人の街...
「本書は13歳でお嫁に行き、未亡人になったインドの少女の物語。インドの少女を取り巻く現実を少女の成長とともに描き出し、インドの社会、文化への関心を喚起する作品である。幼い年齢での結婚。未亡人は恥、不吉と婚家で疎まれ、実家にももどれず一生、未亡人の白いサリーを着て過ごす。未亡人の街では、置き去りにされた多くの未亡人が、寺でチャント(詠唱)を唱えて食べ物をもらい、歩道で寝る。路上生活をする未亡人を保護し、仕事を見つけて自立した生活を送れるようにする「未亡人の家」がある。」 (『子どもの本から世界をみる』かもがわ社 の紹介文より) 「現代のインドの社会を映した物語で、出てくる地名は未亡人の街ヴリンダーヴァンをふくめ、すべて実在のもの」(訳者あとがき) 「インドでは日本よりもはるかに多くの女性が大学の教員や議員として活躍しており、インドは「新しいところ、そして古いところ、西欧的なところ、東洋的なところ、古代と近代、豊かさと貧困、あらゆるものが混在」した国であるという」(鳥居千代香『インド女性学入門』新水社)
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家が貧しくて13歳でお嫁に行かなくてはならなかったインドの少女の物語。 ほとんど騙されたような形でメイター家へ嫁いで来たコリー。夫に先立たれ、姑に虐めぬかれたあげく、未亡人の街へ捨てられてしまう。 と、ここまでのあらすじだととても悲惨な物語のように思えるが、物語はコリーの語りです...
家が貧しくて13歳でお嫁に行かなくてはならなかったインドの少女の物語。 ほとんど騙されたような形でメイター家へ嫁いで来たコリー。夫に先立たれ、姑に虐めぬかれたあげく、未亡人の街へ捨てられてしまう。 と、ここまでのあらすじだととても悲惨な物語のように思えるが、物語はコリーの語りですすむのだけど、とても軽妙であらすじのような悲惨さは感じられない。このコリーという少女はとても聡明でどんなつらい境遇でもポジティブに考えられるしっかりした女の子。また、キルトの刺繍が上手で物語の要に美しい彼女の刺繍が出てくる。前向きさと刺繍が彼女の運命を切り開いていく。 物語の中にはインドの風景や植物や動物などがコリーの刺繍のようにたくさん織り込んであり、インドの風習や美しい情景を知る事ができる。 題名はタゴールの詩からの引用。タゴールはインドを代表する思想家で詩人。ノーベル文学賞を受賞している。タゴールの詩集も物語の中の重要なアイテムになっている。
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少し前のインド社会では当たり前のことなのだろうけど、我々から見るとあっと驚くような世界がそこにはある。カルチャーショックを受ける。主人公のコリーは13歳。素直に育ち、向上心もあるが、家の事情で嫁に出される。13歳といえば、日本では中学生の年なので、びっくり。ヒンズー教のことやらカ...
少し前のインド社会では当たり前のことなのだろうけど、我々から見るとあっと驚くような世界がそこにはある。カルチャーショックを受ける。主人公のコリーは13歳。素直に育ち、向上心もあるが、家の事情で嫁に出される。13歳といえば、日本では中学生の年なので、びっくり。ヒンズー教のことやらカーストのことやらが垣間見られ、文化の違いに驚かされた。
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