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蝶の舌 BOOK PLUS

マヌエル・リバス(著者), 野谷文昭(訳者), 熊倉靖子(訳者)

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商品詳細

内容紹介 内容:蝶の舌. 霧の中のサックス. カルミ-ニャ. 愛よ、僕にどうしろと?. コンガ、コンガ. アニメ-ション. スパッツをはいた娘. モノたち. コウモリのために咲く白い花. 幸福の占い. 時がもたらす知恵. そこに独りで. 牛乳を注ぐ女. ミスタ-とアイアン・メイデン. ハバナの大墓地. ヨ-コの光
販売会社/発売会社 角川書店/
発売年月日 2001/07/10
JAN 9784048970181

蝶の舌

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商品レビュー

3.3

7件のお客様レビュー

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2010/05/28

スペインの強い日差し…

スペインの強い日差しと、濃い影のコントラスト。色彩の鮮やかさや土の匂いが感じられるような、絵的な短編集です。全体的に心温まる物語ですが、時代の不穏さもそこはかとなく漂っていて考えさせられます。

文庫OFF

2016/09/11

スペインの中の異境・ガリシアを舞台にした短編集。主にはフランコ独裁前後の時代に材を取っているのだが、どことなく無時代、無時間的な世界を追体験させられるような味わい。 軍靴が、古き良き時代を少年から無慈悲にむしり取るラストが切ない「蝶の舌」。 レジスタンスが周到に準備した橋の爆破計...

スペインの中の異境・ガリシアを舞台にした短編集。主にはフランコ独裁前後の時代に材を取っているのだが、どことなく無時代、無時間的な世界を追体験させられるような味わい。 軍靴が、古き良き時代を少年から無慈悲にむしり取るラストが切ない「蝶の舌」。 レジスタンスが周到に準備した橋の爆破計画が、不意に通りかかった自転車の少女によって狂う「スパッツをはいた娘」。 等々、佳作多々。

Posted by ブクログ

2016/02/17

 “小さなものに輝きを―”  『蝶の舌』  内気な少年の心の支えとなった理科教師。しかし、やがて巻き起こるスペイン内戦の波が友情に影を刺し、彼らにもたらされる非情な現実。”今年はついに蝶の舌がみられそうだよ”  『愛よ、僕にどうしろと?』  スーパーで働く女性に思いを寄...

 “小さなものに輝きを―”  『蝶の舌』  内気な少年の心の支えとなった理科教師。しかし、やがて巻き起こるスペイン内戦の波が友情に影を刺し、彼らにもたらされる非情な現実。”今年はついに蝶の舌がみられそうだよ”  『愛よ、僕にどうしろと?』  スーパーで働く女性に思いを寄せる悲しき銀行強盗の幻と現。穏やかな幕開けからの廿楽折れる展開は一読しただけでは理解に難いかもしれません。“僕は夏が来て最初に摘むサクランボの夢を見る”  『コウモリのために咲く白い花』  人に故郷があるとすれば、それは幼年時代のこと。そして、小さな悪が大きな被害をもたらすこともある。いつも、それを忘れないように。“だったら何故君も鐘をつかないのか?”  その他『スパッツをはいた娘』『ハバナの大墓地』など、映画化もされた表題作を含む全16編の物語。スペインの陽光に漂う、形も輝きも異なる宝石たちが鏤められた宝箱。伝統的リアリズムを打ち破るような実験的文体も随所に見られる、スペイン文学若手リバスによる作品集。  そんなお話。

Posted by ブクログ

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