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恥辱

J.M.クッツェー(著者), 鴻巣友季子(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房/
発売年月日 2000/11/30
JAN 9784152083159

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商品レビュー

3.7

10件のお客様レビュー

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2024/04/08

えっ、ちょっと待って、これでおしまい?置いてきぼりを食らったような結末。 性欲をコントロールできない孤独な初老のインテリ男。自分のセクシャルハラスメントを美しい文学で粉飾し正当化する。そして、大学から追放される。 娘の身の処し方は常識では理解し難い。しかし彼女にとっては大事なもの...

えっ、ちょっと待って、これでおしまい?置いてきぼりを食らったような結末。 性欲をコントロールできない孤独な初老のインテリ男。自分のセクシャルハラスメントを美しい文学で粉飾し正当化する。そして、大学から追放される。 娘の身の処し方は常識では理解し難い。しかし彼女にとっては大事なものを死守するための唯一の選択肢。犬になってでも守るべきものがあると。 犬のような彼は犬の運命を自分の手中にする。 読後、主人公に対しての共感は皆無。作者も読者に対して共感を求めていないはず。苦々しい読後感。男の欲望丸出しのセクシャルハラスメント、それを正当化することに利用される文学、暴力と凌辱による植民地主義への反抗、それを受け入れてでも自分の土地と生活を死守しようとする現代の若者の生き方…

Posted by ブクログ

2019/01/16

わたしには難解な小説だったような読後感。ブッカー賞を2度 ノーベル賞も受賞した作者、初めて読んだけど、やはり文化や環境の違いですんなり理解できないもどかしさが強かった。それでも引き込まれて一息に読了。話は南アフリカを舞台に大学教授職も友人も家族も自らの不始末で失っていく初老の...

わたしには難解な小説だったような読後感。ブッカー賞を2度 ノーベル賞も受賞した作者、初めて読んだけど、やはり文化や環境の違いですんなり理解できないもどかしさが強かった。それでも引き込まれて一息に読了。話は南アフリカを舞台に大学教授職も友人も家族も自らの不始末で失っていく初老の男が安寧を求めた娘の住環境にも馴染むことが叶わず彷徨いが続く。

Posted by ブクログ

2015/08/09

途中これはどうなるんだろうかと結構のめり込んで読んでいたのに完全に肩透かしを食らわされた感あり。 主人公と読者の彷徨のシンクロナイズを狙ったんだろうか?そんなことないよなぁ、、、とにかく読者に考え込ませるのではなく、ただ沈黙に陥ってしまう感じかな。 ところで、日本語訳で娘が父を絶...

途中これはどうなるんだろうかと結構のめり込んで読んでいたのに完全に肩透かしを食らわされた感あり。 主人公と読者の彷徨のシンクロナイズを狙ったんだろうか?そんなことないよなぁ、、、とにかく読者に考え込ませるのではなく、ただ沈黙に陥ってしまう感じかな。 ところで、日本語訳で娘が父を絶えず「あなた」と呼び続けていたんですけど、これは両者の絶対的距離感を表現するための選択だったんでしょうか?何か違和感を感じなくはなかったけれど、まさかyouをそのまま訳してみましただけみたいなことはないですよね、、、

Posted by ブクログ

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