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隊長ブーリバ 潮文学ライブラリー

ニコライ・ゴーゴリ(著者), 原久一郎(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 潮出版社/
発売年月日 2000/12/05
JAN 9784267015854

隊長ブーリバ

¥220

商品レビュー

3.4

5件のお客様レビュー

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2022/04/29

私にとって、ウクライナと言えばこれ!初めて読んだ小学生時代は、「モンゴル人がなぜ出てくる?」「同じキリスト教徒なのにポーランドが不倶戴天の敵?」と、?だらけ。高校、大学で歴史学を専攻した事で、薄皮が剥がれるように疑問が氷塊して行きました。17世紀のフメリニツキーの乱を題材としたフ...

私にとって、ウクライナと言えばこれ!初めて読んだ小学生時代は、「モンゴル人がなぜ出てくる?」「同じキリスト教徒なのにポーランドが不倶戴天の敵?」と、?だらけ。高校、大学で歴史学を専攻した事で、薄皮が剥がれるように疑問が氷塊して行きました。17世紀のフメリニツキーの乱を題材としたフィクションですが、遙かなる大草原から集い来るザポロージェ•コサックの勇士たち。二人の息子と共に参戦するブーリバ。転戦に次ぐ転戦の中で、一人、また一人と命を落としていく仲間たち。命をかけて歴史を作った男たちの姿が、ゴーゴリの重厚な文章で綴られていきます。 尊敬する父と兄を裏切ってまで愛に生きようとする次男アンドリューの姿は、小学生だった私に大きな衝撃をあたえました。 大国(当時のポーランド)に翻弄されるウクライナ(当時はキエフ•ルーシ)は、この物語の後の時代にモスクワの支配下に入る。そのウクライナを支配下に置こうとするモスクワを中心としたロシアの現状を、ブーリバたちはどう見ているのだろう。

Posted by ブクログ

2019/07/18

ある意味、喜劇なのかも知れない。 悲劇なのだけれど、他の人から見ると喜劇にも見える。 平家物語も似たところがある。

Posted by ブクログ

2014/06/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ウクライナの戦闘集団としてコサックが描かれている。タラス・ブーリバはそのリーダーで、2人の息子や若者たちが鍛えられるためには戦争に行くことが必要だと考えていた。 凄惨な戦闘シーンの数々。息子が敵の女性と恋に落ちることで、もっと人間的な融和を一瞬、期待したが、物語はひたすら憎しみの連鎖を拡大していく。 処刑を見世物として傍観する大衆の姿と比すれば、許せない仕打ちに対して復讐に徹するブーリバの勇姿には、人間として誇りというものを考えさせる。

Posted by ブクログ

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