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僕は馬鹿になった。
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僕は馬鹿になった。
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商品レビュー
4
8件のお客様レビュー
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北野武名義のエッセイがすごく好きなので。 この聡いお方が、詩を書くとどんなことになるんだろうと、 帯に合わせて真夜中に読みました。 「真夜中に独り、考えている」、 その孤独が現れていました。 エッセイもそうですが、 やっぱりさみしいんですね。 「金、とにかく金を稼げ、それで何でも買ってみろ 愛 恋 友情 幸福 みんな買えたか それから、金で買えないものを探せ」くらいの方になっても、人間はさみしい。 それがみなさんに愛される理由かもしれませんね。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 涙も見せず、笑いもせずに、届かぬ愛に身を凍らせる (中略) 何のあてない人生なれど。死に場所探して、生きるのもよし(p11) 名が売れ、仕事が増え、金を持った今 俺はまだ、何かに喧嘩を売っている(p105) もう朝 あとどれくらい、壁にもたれ 君のことを想っていられるだろう もうすぐマネージャーの車で局に行き 他人の心で仕事か でもたった数時間だが、 俺を、恋に悩む、少年にしてくれた 君に感謝するか
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ぶっきらぼうな言葉から、やわらかく温かい血がしみだしてあふれている。 そんな詩集だった。 心が共振する。 「タレント本か。さらっと読んで捨ててしまおう」 と、思っていたのだけれど、撤回だ。
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むかしの失恋を想い出した。すこし頭がくらっとなった。あのひとは元気にしているだろうか?と、「元気でな」なんて言わず、何も言えないまま別れた。 もう二度と会えないのかなぁと思い、たぶん頭がくらっとしたんだ。たけしさんも同じこと思ってた。ビビッと考えがシンクロしたんだね。
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