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複雑系
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複雑系
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商品レビュー
4.4
17件のお客様レビュー
複雑系といえば、自己組織化や非平衡、散逸系、非線形、カオス理論といった専門用語で行き詰まりやすいが、大雑把にエントロピー増大則を理解すればそれでよろしい。「覆水盆に返らず」である。そしてコーヒーに入れたミルクは広がってゆく。更に風呂のお湯は時間が経つと冷める。形あるものは必ず滅び...
複雑系といえば、自己組織化や非平衡、散逸系、非線形、カオス理論といった専門用語で行き詰まりやすいが、大雑把にエントロピー増大則を理解すればそれでよろしい。「覆水盆に返らず」である。そしてコーヒーに入れたミルクは広がってゆく。更に風呂のお湯は時間が経つと冷める。形あるものは必ず滅びる。 https://sessendo.blogspot.com/2019/03/m.html
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複雑系に関する人物紹介を中心とした物語形式での入門書。 経済学者のブライアン・アーサーを中心としているので、文系の人間にも分かりやすい話になっていると思う。個人的には、正統派経済学のケネス・アローもでてきて、ものすごく視野の広い人、柔軟な人なのだなと感動した。 この本の主...
複雑系に関する人物紹介を中心とした物語形式での入門書。 経済学者のブライアン・アーサーを中心としているので、文系の人間にも分かりやすい話になっていると思う。個人的には、正統派経済学のケネス・アローもでてきて、ものすごく視野の広い人、柔軟な人なのだなと感動した。 この本の主題は、複雑系理論の紹介であるのだが、と同時に、ここで描かれているのは、知識が、人と人のつながり、それも偶発的なつながりのなかから、創発され、共有され、進化していくという複雑系理論そのものの物語である。 サンタフェ研究所がストーリーの中心なので、「複雑系はサンタフェだけでない」という人もいるだろうけど、この本は、複雑系全般の入門書というより、「知識が創造される場」の物語として読むべきなのだ。
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昔っから感じていた普遍的な法則について、自分だけが感じていたんじゃなんだなと認識できた。 学術書ではなく、研究所の伝記のような本。面白かった。
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