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山の自然学 岩波新書

小泉武栄(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/
発売年月日 1998/01/22
JAN 9784004305415

山の自然学

¥220

商品レビュー

3.4

5件のお客様レビュー

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2010/05/28

冒頭に小難しくない本…

冒頭に小難しくない本だと書いてあったが、読んだら難しかった。各エリアの山域ごとにその特徴が書かれてあるので、読んでから現地に赴けば山が楽しめると思う。

文庫OFF

2014/01/26

日本各地の山の植生帯を地質や気候変動の歴史から解説。 ・サハリンが日本の領土でなくなり、良質の針葉樹が輸入されなくなってから、製紙業界は広葉樹を用いはじめた。 ・かんらん岩はアルカリ性の強い土壌をつくりやすく、蛇紋岩植物が分布する。 ・日本海側の鳥海山、月山、朝日岳、飯豊山には...

日本各地の山の植生帯を地質や気候変動の歴史から解説。 ・サハリンが日本の領土でなくなり、良質の針葉樹が輸入されなくなってから、製紙業界は広葉樹を用いはじめた。 ・かんらん岩はアルカリ性の強い土壌をつくりやすく、蛇紋岩植物が分布する。 ・日本海側の鳥海山、月山、朝日岳、飯豊山には針葉樹林帯が欠如し、代わりにイネ科草原やお花畑などの偽高山帯が分布する。後氷期の多雪化によって針葉樹林が滅亡したと考えられる。 ・日光の戦場ヶ原では、活発な蒸散を行うズミが侵入して湿原の乾燥化が進んでいる。 ・富士山では、本来ハイマツが現れるあたりにカラマツが分布する。 ・南アルプスでお花畑が見事なのは、四万十層群の堆積岩または変成岩が風化してつくられた岩屑が、安定し通気性や保水性がいい土地をつくっているため。 ・1914年の桜島の大噴火は、日本で記録が残っている噴火の中で最大。噴出した溶岩(大正溶岩)は20億m3で、浅間山の天明の噴火の10倍。1815年のタンボラ火山の噴火の噴出物の量は1500億m3。2万2000年前の姶良火山の噴出量は4500億m3で、シラス台地と鹿児島湾をつくった。

Posted by ブクログ

2013/01/31

山の自然がどういう風にできているのかを教えてくれる本。 気候、地層、地質、地形、植物とを結び付けて考えることで、 ばらばらに見えていたものがひとつにつながる爽快感があります。 とは言え体系的に語っているわけではなく、 様々な山のいまの有り様のそれぞれを解説する形で進むので、 ...

山の自然がどういう風にできているのかを教えてくれる本。 気候、地層、地質、地形、植物とを結び付けて考えることで、 ばらばらに見えていたものがひとつにつながる爽快感があります。 とは言え体系的に語っているわけではなく、 様々な山のいまの有り様のそれぞれを解説する形で進むので、 登山をした経験がない人が読んでもいまいちかもしれませんね。 インターネットで木や花の名前を検索しつつ、 ああ、あの山がああいう風になっていたのにはこういう訳があったのかと、 自分の記憶と知識を結び付け楽しむには最適の本だと思います。

Posted by ブクログ

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