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島津奔る(上巻)

池宮彰一郎(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/
発売年月日 1998/12/25
JAN 9784103872054

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商品レビュー

3.3

4件のお客様レビュー

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2012/02/12

池宮彰一郎集中キャンペーン実施中。 「遁げろ家康」で後半生の「遁げっぷり」が足りないと思ったけど、それは前作であるこちらで書いたからなのか。 秀吉死去後の家康が、実に小心で情けなくていい。 それにしても、島津義弘格好よすぎないか?

Posted by ブクログ

2011/02/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

積まれてる宿題図書の中から久しぶりに歴史小説を読んでみた。 戦国末の太閤秀吉の九州征伐から関が原終戦までを島津の目線で描いている。ある種新鮮な視点であるが、ちょっとばかり島津義弘を良く描きすぎてる感がある。控えめに見積もっても充分名将に値するのだから、少々嫌味。 しかし臣下の嫁に手を出すくだりは面白かった。バランスがとれてよいかもしれない。どちらにしてもあの当事の島津を巡る数々のピンチを乗り切った手腕は大したもの。大体関が原モノは家康贔屓か三成贔屓かどちらかなのだが、これは両者を他者の目線で結構シビアに分析していて面白かった。

Posted by ブクログ

2009/05/14

内容(「BOOK」データベースより) 慶長五年、関ヶ原合戦。敗色濃厚な西軍に与しながら薩摩島津だけがなぜ領国を守り抜けたのか。薩摩の太守・島津義弘、ときに六十六歳。九州制覇、七年に及ぶ文禄・慶長ノ役、戦さの一字に刻まれた彼の後半生に寧日はなかった。百二十年余もつづいた戦時景気はし...

内容(「BOOK」データベースより) 慶長五年、関ヶ原合戦。敗色濃厚な西軍に与しながら薩摩島津だけがなぜ領国を守り抜けたのか。薩摩の太守・島津義弘、ときに六十六歳。九州制覇、七年に及ぶ文禄・慶長ノ役、戦さの一字に刻まれた彼の後半生に寧日はなかった。百二十年余もつづいた戦時景気はしぼみ、未曾有の戦後不況が猛威をふるう前夜。日本が東と西にわかれ、戦国期最後にして最大の、生き残りをかけた大戦がいままさに火蓋を切らんとしていた―。著者畢生の大作と呼ぶにふさわしい歴史巨編。

Posted by ブクログ

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