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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日経BP社/日経BP出版センター |
発売年月日 | 1998/07/08 |
JAN | 9784822241209 |
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商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
戦後史の流れのなかにダイエー創業者・中内功を位置づけ、ダイエー失速の原因を探る。本書の狙いはこのようなものだそうだ。 敗戦時フィリピンの飢餓の地獄を生き延びた中内功は、日本の初期のスーパーマーケットを立ち上げ、流通革命を起こし、大企業や官僚的ルール相手に戦い、世間を驚かし、大衆の支持を得た。 中内功はいつも軽い躁状態というタイプのワンマン経営者で、その欠点が巨大化したダイエーの経営不振を招いた。 以上がだいたいの内容で、中内の軌跡と、さまざまなすごい/えげつないエピソードが取材をベースに語られている。 著者の熱い思いとキャラが前面に出過ぎていて、個人的には非常に読みにくい本であった。また、連載のため各章はテーマ別になっており時系列が前後しまくり、重複も多いのが読みにくい原因かと思う。スッキリ書いたらこんなに枚数はいらないはず。 しかし、中内個人のえげつなさはさておき、経済活動の裏のえげつなさに戦慄した。 例えば、KBS京都がバブル紳士たちの手で乗っ取られそうになり、知らぬ間に巨額の借金を抱えさせられていたこと。これに中内も一枚かまされて、結果的に大損をした。実は、バブル紳士たちの後ろでお膳立てをしたのは住友銀行だったという…… バブル時代の銀行はひどかった、完全に真っ黒だ、 という話は聞いていたけれど、正直ここまでとは。今もどうなってるかわかったものではないと思うと恐ろしい。 経済にうといので、ペーパーカンパニーを作って、それを持ち株会社にして、そこで相続税を12分の1に圧縮して、みたいな話は理解が難しかった。しかし、知らないことを知るのは宜しい。 そういう意味では面白かった。
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とても読み応えがありました!取材などなどとっても大変だったろうに、完成させ世に出してくださったことに感謝します!
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面白かったです。ブックオフの店頭で見かけたときは、失望するのではないのかと心配しましたが、杞憂でした。興味を持った部分を整理すると、以下のようになります。第1に、V革に関する部分です。河島氏が経営に参加するまでは、非常に、単純だったことがわかります。この本を見る限り、その当時、ス...
面白かったです。ブックオフの店頭で見かけたときは、失望するのではないのかと心配しましたが、杞憂でした。興味を持った部分を整理すると、以下のようになります。第1に、V革に関する部分です。河島氏が経営に参加するまでは、非常に、単純だったことがわかります。この本を見る限り、その当時、スーパーという産業自体、非常に利益率が高い産業だったことがわかります。そのため、売上が伸びれば、全てを癒すというのは間違いではないと思います。逆に言えば、この当時のスーパーは非効率な部分を抱えていて、大幅に改善の余地がある。非効率な部分を改善すれば、利益率も大きく改善するのでしょう。第2に、この本では、ダイエー失墜の理由を中内功氏のあくなき拡大方針、中内親子への過度の権力集中、そして、消費者の嗜好の変化を捉えられなくなったこと由来すると指摘している。僕は、この意見に納得できません。流通業は、常に、スクラップアンドビルドが必要です。ある時期から、銀行は、スクラップアンドビルドに必要な資金を提供しなくなりました。これが、ダイエー失墜の原因だと思います。
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