体系書として、まとめられていないアドラーの心理学を、アドラーのいうところの共同体感覚から、骨太に構成しアドラーの生涯における体験や、アドラーが抱いただろう社会的視点から、解き起こす。わかりやすい言葉で、こうなので、こうなった、がふつうの言葉でストンと落ちる内容になっている。なぜ彼、彼女は、犯罪者となったのか、というような、社会政策的な問題にも触れられ、それが誤って形作られたその人なりの問題に対する態度によって、ますます立場を悪化させていくなど、アドラーが、学者ではなくて、臨床医の観察力で書いたのだろう印象的な考え方が取り上げられている、ほかに、兄弟の順位の影響、劣等感、人を支えるところの幾分自分でも確信のない目的が、共同体感覚に裏付けられるだろうことなど、今に近い感覚で接近してくる。

アドラー心理学の入門にしては難しいと感じたのが読み終わった感想！ 共同体感覚を身につけてるように育てるべきであるということを伝えたかったのかな？ 長子、二番目、末っ子によっても持ち前の能力の生かし方が変わること 環境が人を育てるし、親によってもどんな子に育つか変わる 愛に飢えいたり、憎しみの発散の矛先が犯罪になったり、精神的な異常に陥ってしまう。 1番印象に残ったのは 育てるときに、特にあれをしないとこうなるよと脅迫めいた指導は能力を狭めてしまう 劣等感や敵意を抱かせ、落胆させ、自信がなくなり、自尊心の低い人になってしまうということだ、 愛情をそそぎ、愛し、認め、可能性を信じ、自信をつけさせるような育て方をすべきである！ そして人は劣等感を感じやすかったり、欠点に目が行きがちだが、それに気付くから努力する、 努力はマイナスからプラスへ向かうもので、成長させてるために大切な思考 もう一つ覚えておきたい事は、 結婚するパートナーとして選ぶ基準の理想は、 知的適合性が一致 友情のようである お互い協力し補える 自分よりパートナーを優先して考えれる 身体の相性 仕事の能力と関心 において合うかどうか大切であるという学び！ 目標は感情や意思、思考、夢の向かう方向性によって決められる、自分の夢は？その意志はどれくらいかたいもの？ どうなりたい？それはなぜ？達成したらどうなるの？など思考を巡らせて、考えて行動に移して工夫したり、修正して、達成し、ブラッシュアップしたらいつか自分の成長を認め、好きになれるのか？ 人格というのは、その人が発する言葉によって、周りに評価されて決められてしまう！ たしかにどんな言葉話すかで誠実なのか、適当なのか、信頼できるのか、判断してるかも！ この本を読んで 1子供は自尊心を持たせる育て方大事！ 2言葉により人格が判断されるから、適当に話さないように努める 3パートナーは上記入の6点は最低クリアしてるか？ 4他人に関心を持つ 以上のことが学べた！