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八人との対話 文春文庫

司馬遼太郎(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 1996/05/10
JAN 9784167105631

八人との対話

¥220

商品レビュー

3.1

8件のお客様レビュー

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2019/10/05

一番面白かったのは丸谷才一との対談かな、微妙に噛み合っていない感じがすごく良い、変な感想ですが。 あと大正天皇に対する評価というかその捉え方がすごく良かった、今まで読んだ大正天皇もので頭一つ抜けてる、私個人的には。 「うんと優秀な人間がああいうつまらない商売をさせれれば、おかしく...

一番面白かったのは丸谷才一との対談かな、微妙に噛み合っていない感じがすごく良い、変な感想ですが。 あと大正天皇に対する評価というかその捉え方がすごく良かった、今まで読んだ大正天皇もので頭一つ抜けてる、私個人的には。 「うんと優秀な人間がああいうつまらない商売をさせれれば、おかしくなるのはあたりまえじゃないか」 こんな面白い言ってなかなかないでしょ、菊池武一先生、凄いっす。

Posted by ブクログ

2015/08/02

司馬遼太郎と 山本七平、大江健三郎、安岡章太郎、丸谷才一、永井路子、立花隆、西澤潤一、アルフォンスデーゲンとの対談。 日本人とは何か? 鎌倉幕府ができることで、はじめて 人間らしい生活ができるようになった。 その前の歴史は 外国である という 司馬遼太郎がおもしろい。 永井路子...

司馬遼太郎と 山本七平、大江健三郎、安岡章太郎、丸谷才一、永井路子、立花隆、西澤潤一、アルフォンスデーゲンとの対談。 日本人とは何か? 鎌倉幕府ができることで、はじめて 人間らしい生活ができるようになった。 その前の歴史は 外国である という 司馬遼太郎がおもしろい。 永井路子が 鎌倉幕府のみ方がしっかりしているのに 驚いた。東方の 父系家族 そして 西方の母系家族。 ふーむ。日本のわずかな多様性が 息づいている。 その外国時代のことをかたる丸谷才一が  天皇が 恋の歌を歌わなくなった のが、 明治11年であり、そこから 天皇の役割が大きく変わっている という 指摘が 凄いなぁ。 そうやって、みてみると 天皇とは 神主だったという説が 信憑性があって おもしろい。 山本七平との 軍隊談義。 兵器でないブリキの戦車から、 日本軍の嘘ででき、精神力だけで乗り越えざるを得ない状況。 統帥権と言うものが 一人歩きすることで歪んだ 日本ができていく。 大江健三郎との 教育 というテーマで 吉田松陰と正岡子規を語るのが、弟子の存在のしかたも 大きく変わってくるんですね。 どんな師匠になるのかが 大きなポイントとなる。 安岡章太郎と 高知という 土地柄から 日本人の 風土によって 違う 性質のものができ上がる。 立花隆との 空海をめぐっての話が 宇宙飛行士と つながっていく。 確かに、空海と言う存在は まったくの天才的なひらめきが あったんですね。それを 宇宙飛行士につなげて 話を運んでいくのが おもしろい。 歴史の絡め方と味付けによって 料理することができる。 デーケンとの ユーモア論議が 何となく、 おもろい。なぜ日本人は ユーモアがたらないのだろうか。 司馬遼太郎は 対談の達人と言われるが 確かに、対談が 旨いねぇ。 歴史を 深く掘り下げ 人間のカタチをまとう中で 日本人とは何かを 明らかにしていく。

Posted by ブクログ

2013/04/12

なんの話もできるだがしかし、それとなく歴史の話にもっていく司馬遼太郎が すごい。 今回も感服しました。

Posted by ブクログ

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