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「半島」の精神誌 熊野・資本主義・ナショナリズム ノマド叢書

桜井進(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新曜社/
発売年月日 1995/02/20
JAN 9784788505094

「半島」の精神誌

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2020/10/20

フーコー、折口信夫、ベンヤミンを媒介に半島的な他者、差異が生み出す生成と、近代化によるエントルピーの低下。 さらに、そこから逃れ出る衝動である身体性の取り戻し、想像のの共同体の一員としての主体性の取り戻し。ファシズム。 この本が書かれた当時とは、近代の意味がかなり変わっている...

フーコー、折口信夫、ベンヤミンを媒介に半島的な他者、差異が生み出す生成と、近代化によるエントルピーの低下。 さらに、そこから逃れ出る衝動である身体性の取り戻し、想像のの共同体の一員としての主体性の取り戻し。ファシズム。 この本が書かれた当時とは、近代の意味がかなり変わっているかもしれない。情報エントルピーは高まりに応じて想像の共同体の立ち上がりは難しくなる。 ファシズム国家のリアリティより、「帝国」によるソフトな飼い慣らしがはびこる。新自由主義という言葉は当時なかった。 面白く読めたのは、南洋の経済的支配で成り立っている近代人は南洋をユートピアとして描くが、南洋は例えばミライカナイのようにここではないどこかにユートピアを描いている近代の構図。どこにもないランドがあるだけ。 ユートピアを夢見ることができない今、どこにもないランドはどこにあるのか。

Posted by ブクログ

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