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異議あり日本史
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異議あり日本史
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商品レビュー
3
3件のお客様レビュー
有名な歴史的出来事を…
有名な歴史的出来事を、いままでとは違った解釈で書いてます。
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知っている日本史の出…
知っている日本史の出来事についてあえて疑問を持った、というのが本書だろう。
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30年近く前に読んだはずだが、内容はさっぱり忘れていた。 歴史小説家の著者が、日本史の通説や俗説に疑問を持ち、意外な真実をあぶり出した歴史エッセイ。 著者の筆は、均整から古代史まで縦横無尽に切り裂く。 春日局の項では、家光の乳母である春日局(当時はおふく)が家康に直訴したから家光...
30年近く前に読んだはずだが、内容はさっぱり忘れていた。 歴史小説家の著者が、日本史の通説や俗説に疑問を持ち、意外な真実をあぶり出した歴史エッセイ。 著者の筆は、均整から古代史まで縦横無尽に切り裂く。 春日局の項では、家光の乳母である春日局(当時はおふく)が家康に直訴したから家光が三代将軍になれたのは、後世の作り話と論破する。 新井白石の項では、学者としての彼は認めるが、世間で言われるほどの有能な政治家ではなかったとも。 維新史の項では、最近は新撰組にロマンやスター性を見るが、彼らはテロ集団の殺し屋にすぎないとまで。 その他、中世史では、義経や今川義元を、古代史では壬申の乱まで、小気味の良い著者の論調はとどまることを知らず、今までの歴史上の人物感を覆してくれる。
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