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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 1989/04/15 |
JAN | 9784061844131 |
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商品レビュー
3.6
10件のお客様レビュー
不倫した娘とその娘を…
不倫した娘とその娘を見守る父親…。父親って、切ないもんなんだなぁとしみじみしちゃいます。ふつふつと不倫相手の男に怒りがわくあたり、読んでいるほうも父親になっているのかな、なんて思ってしまいました。不倫に悩んでいる女性にも読んでもらいたいです。
文庫OFF
56歳の石井菊次は、娘の純子や会社の部下たちに「けじめ」を説く、戦前世代の頑固一徹な性格の男です。彼は、新商品の香水の開発に力を注いでいましたが、社内の何者かがライヴァル会社に新商品の情報を漏らしたことが明らかになり、さらに社内の権力闘争に巻き込まれて、しだいに嫌気がさしてくるよ...
56歳の石井菊次は、娘の純子や会社の部下たちに「けじめ」を説く、戦前世代の頑固一徹な性格の男です。彼は、新商品の香水の開発に力を注いでいましたが、社内の何者かがライヴァル会社に新商品の情報を漏らしたことが明らかになり、さらに社内の権力闘争に巻き込まれて、しだいに嫌気がさしてくるようになります。 スタイリストの仕事をしている純子は、実業家の宗という男からプロポーズを受けます。彼には妻子がありましたが、すでに別居状態になり、まもなく離婚して純子といっしょになりたいというのです。純子は彼の思いにこたえる決意をしますが、そのことを知った菊次は怒り、純子は家を飛び出して一人暮らしをはじめます。 宗の妻は、学生時代の菊次が淡い恋心をいだいていた、山内節子という女性の娘でした。彼女は安西という男と結婚し、菊次と彼の友人の大橋の二人の恋は実らぬままに終わりましたが、思いもかけず菊次は節子と再会し、しかも彼の知らないうちに進行していた複雑な人間関係に嘆息します。 戦中世代の父と戦後世代の娘の葛藤というテーマをえがいた小説です。登場人物の心理はやや紋切り型ではあるものの、たのしんで読むことができました。
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結局、けじめは他人を傷つけることによって自分に生まれる罪悪感を生じさせない為のものなのかなと。それを取るか、どうなろうと自分の幸せを取りに行くのか、そこが集団思考か、個人思考かの時代における変化だと思う。内容的には割とサクサク読めた。
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