本物のようにリアルな果物や野菜が次々と登場。 顔が描かれた透明なカードがついていて、果物や野菜にかざして遊べる。 大きい顔と小さい顔があるので、野菜や果物によって変えたり、大きな野菜に小さな顔をかざして楽しんだりできる。 見るだけでも充分に楽しめるし、学べる。 【ママ評価】★★★★ 本物そっくりの綺麗な絵。 淡い色合いでとても優しい画風が素敵。 写実的な絵は、上手なら上手なほど良いかというと、個人的にはそうではないと思っている。 上手な方がいいが、あまりに本物のようだと写真で良い気がするし、絵だからこその味や個性がある方が好き。 この絵本では、子どもが読む絵本に合うような優しい風合いの絵で、非常に良いと感じた。 そして、ただ野菜や果物が並んでいるだけではなく、子どもが透明なカードをかざして顔をつけるという遊びができるところがまた良い。 図鑑のようにただ眺めるのではなくて、絵本だからこその工夫が考えられているように思う。 子どものことを考えて作られていることが伝わってくる。 【息子評価】★★★ イチゴ大好きボーイ。 最初に出てきたイチゴをずっと眺めていたいらしい。 表紙をめくるとイチゴが出てきて「ぁいちご！ぁいちご！」とテンションマックス。 次のページに進んでは怒り、イチゴのページへ戻る。 その次のページに進んでは怒り、イチゴのページへ戻る。 イチゴを見ていたい息子と、ひとまず全部読みたい母の攻防。 最後まで「ぁいちご！ぁいちご！」とイチゴしか見えていなかった。 イチゴだけで言えば★5つ。 1歳9ヶ月