(2012.03.30読了)( 2012.03.28購入) 【目次】 第1話　代表結集 第2話　裏方の仕事 第3話　コジローの実力 第4話　試行錯誤 第5話　吾郎vs.松尾 第6話　吾郎の決意 第7話　先駆者の助言 第8話　新しい決め球 第9話　吾郎vs.日本代表 第10話　ジャイロフォーク 3月に行われる野球ワールドカップの強化合宿にバッティングピッチャーとして参加できることになった吾郎は、日本代表選手と一緒に沖縄入りした。 裏方の仕事をしながら、バッティングピッチャーを務めている？ コジローのバッティングピッチャーをさせてもらおうとしたが断られ、コジロー専属のバッティングピッチャーについて行っていちゃもんをつけていたら、勝負してくれることになった。 吾郎は、渾身のストレートを投げたが二球簡単にバットを合わされてしまった。完敗だった。メジャーへ行ってもストレートだけでは、通用しないかもしれない、と吾郎は考える。 松尾のバッティングピッチャーをして見て、バッターによって苦手のコースがあることもわかったが、同じコースに続けて投げると流石に対応してくることもわかった。 吾郎のピッチングを見ていた監督が、吾郎を若手選抜チームに入れることを宣言する。 日本代表入りの可能性が出てきた。 日本代表に選ばれている野呂投にフォークの投げ方についてのアドヴァイスをお願いしたら、快く教えてくれた。あれこれ自分で工夫してみた結果、ジャイロフォークなら投げられそうな目途がついた。一週間遅れでやってきた寿也に試してみたら、結構な落差で落ちるので、空振りを取ることができた。でも、まだコントロールが定まらないので、成功率は50%ということだった。 日本代表と若手選抜チームの試合が始まり、若手の先発が滅多打ちになり、吾郎の出番が回ってきた。 いきなり、コジローとの勝負。1球目空振り。二球目ファールボール。三球目大暴投。四球目、フォークボールがいいコースに行った。(結果は、次の巻) (2012年3月30日・記)