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α(アルファ)(下) ヤングユーC

くらもちふさこ(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2003/03/19
JAN 9784088645933

α(アルファ)(下)

¥220

商品レビュー

4.5

4件のお客様レビュー

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2016/11/10

「別マ」(別冊マーガレット)を夢中で読んでいた中高生の頃、一番好きだったくらもちふさこ先生。四十年以上たったのに今も変わらず「少女マンガのセンターコート」(よしながふみさんの言葉)を走り続けている。絵柄が以前とはあまりにも変化していて、どうにも手が出なかったこの作品を、思いきって...

「別マ」(別冊マーガレット)を夢中で読んでいた中高生の頃、一番好きだったくらもちふさこ先生。四十年以上たったのに今も変わらず「少女マンガのセンターコート」(よしながふみさんの言葉)を走り続けている。絵柄が以前とはあまりにも変化していて、どうにも手が出なかったこの作品を、思いきって読んでみた。うーん、やっぱりすごいわ。 人は思春期の文化を乗り越えられないと誰かが言っていたが、まったくそうだなあと思う。私にとって初期のくらもち作品は絶対の別格で、もうそれは作品としてどうかとかを越えたものだ。とにかく、マンガの中の世界が自分と地続きのものだと初めて感じたのが、くらもち先生の描くものだった。いやもちろん、そこに描かれているのは、片田舎のさえない子どもからみれば充分オシャレな都会の男の子女の子ではあったけれど、街に行けば、確かにこういう人たちがいるのだろうと思わせる実感があった。 高校の頃は「りぼん」が主流派で、陸奥A子先生の描く、本にブックバンドをかけて持つスタイルが人気だったけど、あれは私にはほとんどファンタジーだった。かわいくてきれいで、自分には縁のないもの(だからこそ憧れたけど)。くらもち作品の主人公たちは、必ず自分にも覚えのある影を抱えていて、その心の動きが丁寧に繊細に描かれていた。しかも、それはセリフなどの言葉で「説明」されるものではなく、絵から伝わってくるものだった。だから忘れられない。 本作の主人公は二世俳優で、映画やテレビなどの華やかな世界が舞台だ。それでも、やはりかつてと同じような「実感」がある。同時に、「劇中劇」のように、俳優たちの現実と交互に描かれる映画やテレビドラマも、独立した作品としておもしろく、現実と混ざり合って深みのある内容になっている。さすがだ。

Posted by ブクログ

2011/09/10

妃子・理一ともにはじめは自分と似たようなキャラクターを演じていたけれど下巻では、そうではなくなっていて成長を感じる。 演劇、女性・女優としての成長・・・というと「ガラスの仮面」を思い出すけど、アレとは全く別物でくらもち作品らしいスタイリッシュさがイカしてます。 恋をしていても...

妃子・理一ともにはじめは自分と似たようなキャラクターを演じていたけれど下巻では、そうではなくなっていて成長を感じる。 演劇、女性・女優としての成長・・・というと「ガラスの仮面」を思い出すけど、アレとは全く別物でくらもち作品らしいスタイリッシュさがイカしてます。 恋をしていてもそれだけが全てではないっていうか、どの作品も惚れたはれたでうじうじ、ぐだぐだしていないところが長年好きでいられる理由かも、と今回はじめて思いました。 やはり下巻巻頭の最終兵器が「体当たり」・・・のおかしさと同時に哀しさにやられちゃった。 (初読 2011年9月10日) さいどく 2012年9月16日

Posted by ブクログ

2010/01/08

へたな映画を観るよりも、この作品を読んでもらいたい。くらもちさんの頭の中はいったいどうなってるんでしょう。素晴らしい。ほんとに。

Posted by ブクログ

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