「こちら葛飾区亀有公園前派出所1」3 著者　秋本治 出版　集英社 p35より引用 “金もないのに！なんで買うんだよ！” 同社のコミック単行本第78・79・80巻から、 著者自身が精選して収録した文庫版。 主人公・両津勘吉のにぎやかな毎日が、 周辺の人物とのやりとりと共に書かれています。 上記の引用は、 キャッチセールスによくつかまる、 優柔不断な後輩に対する主人公の一言。 この話が掲載されたのは1992年、 カードローンで自己破産する人が増え始めた頃でしょうか？ 自分にとって本当に必要なものかどうか、 しっかり考えてから意思を強く持って、 買うか買わないかを決めるように気をつけたいと思います。 収録されている話の中に、 主人公の弟の結婚とその後のエピソードがありますが、 何故か時系列が逆になっています。 著者自選とあるので、 何かしらの意図があるのかと勘ぐってしまいます。 バーコードバトラーを懐かしく想いウィキペディアを見ましたが、 子どもの楽しみに大人が介入すると、 なんとも白けた事態になるなぁと・・・。 とほほです。 ーーーーー

今更ですが、「こち亀」は面白いです。登場人物の個性の強さも、1話1話の話の展開も、よくネタが尽きないなあと読んでいて常に唸らされます。僕のドンピシャこち亀時代はだいたい60巻くらいから100巻くらいまでなのですが、特にその辺りの巻は繰り返し読んだものです（今もたまに読み返しますが）。 今年は連載30周年で、また再び盛り上がりを見せていますよね。4年おきに登場する日暮さんが、すでにレアキャラでなくなっているところがすごいです。