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総員玉砕せよ!(文庫版) 講談社漫画文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 1995/06/15 |
JAN | 9784061859937 |
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総員玉砕せよ!(文庫版)
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商品レビュー
4.1
92件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
戦争の悲惨さを淡々と描いた作品。 「90%は事実です」という作者の言葉通り、本書は前半は水木しげるが所属していた成瀬大隊のバイエンでの日常が描かれ、後半では兵士たちが玉砕し戦死していく様を描いている。作中には水木氏をモチーフにしたキャラクターも登場し悲惨な運命を辿るが、実在の水木氏は負傷のため戦死を免れている。 後半の「意味のない玉砕」のために人間が次々と死んでいく様は衝撃だがそれ以上に私が痛みを覚えたのは、前半の従軍慰安婦の描写だ。兵士に人権がないのだから、それにあてがわれる女にも当然人権がない。茅葺き屋根の荒屋に押し込められ、日毎数十人の兵士がそこにずらーっと並ぶ様は、戦争がいかに人の倫理を壊し、弱きものがまたさらに弱きものを踏み躙る様子を冷ややかに表現している。 また漫画の技法も面白い。 ほとんどのページは、『ゲゲゲの鬼太郎』でお馴染みの木の抜けた水木しげる独特のタッチで描かれるのだが、随所にリアルなページが差し込まれる。兵士たちが折り重なり息たえている絵が所々に登場し、あっという間に現実の戦場に引き込むのだ。
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海外で賞を取った作品らしく、手に取ってみた。 登場人物は、近所にいるような人間らしい人物ばかり。上官は、当時に存在しそうな性格をしている。 実体験を元にしているが、最後はあえて全員死ぬようにしている。戦争の悲惨さを表しているんだろうな。 人物は飄々と書かれているのに対し、亡くなった兵隊達が写真のように書かれているのが印象的だった。これは現実だと教えてくれる。 漫画は、想いや映像を伝えてくれる。 周りに戦争体験者が少なくなってきた今、戦争の悲惨さを知るために、こういった作品が必要だと思った。
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淡々とした描き方、登場人物の喜怒哀楽がわからない表情などから、余計戦争の怖さが伝わってくる。 みんな玉砕は避けたかったんだよね、やっぱり、 とか、ラバウルといえばうちのじいちゃんも…など、当時の人々の心情や生活を思い浮かべながら読んだ。歴史では日本全体が戦争に突き進んだ、異議はと...
淡々とした描き方、登場人物の喜怒哀楽がわからない表情などから、余計戦争の怖さが伝わってくる。 みんな玉砕は避けたかったんだよね、やっぱり、 とか、ラバウルといえばうちのじいちゃんも…など、当時の人々の心情や生活を思い浮かべながら読んだ。歴史では日本全体が戦争に突き進んだ、異議はとらえられなかったと教わったけれど、やはり戦争の意義に疑問を持ったり、反抗したりした人々もいたのだと当時のリアルな世界を知った気になった。 本作は水木しげる展に行って、原稿の展示を見るまで存在を知らなかった。水木先生ならではの表現で、グロい場面もありながら戦場のことを教えてくれる。
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