商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2019/06/07 |
JAN | 9784022516121 |
- 書籍
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むらさきのスカートの女
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むらさきのスカートの女
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商品レビュー
3.5
700件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ほのぼの系でちょっと謎なスタートで読みやすかったですが、個人的にはラストにむらさきのスカートの女がどうなったのか知りたかったし、もう少し驚きが欲しかったです。
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表紙の感じからもっと怖い話かと思い、覚悟して読んだが、何も起こらないただのむらさきのスカートの女の話だった。だが、日常がただただ不気味で、何を感じて何を想って生きているのか掴めない女だった。日に日に人間らしくなる様は読んでいて、可愛らしかった。子供の頃、〇〇女や〇〇おじさんと呼ば...
表紙の感じからもっと怖い話かと思い、覚悟して読んだが、何も起こらないただのむらさきのスカートの女の話だった。だが、日常がただただ不気味で、何を感じて何を想って生きているのか掴めない女だった。日に日に人間らしくなる様は読んでいて、可愛らしかった。子供の頃、〇〇女や〇〇おじさんと呼ばれ都市伝説のような扱いを受けていた人たちも実生活はこんなんだったんじゃないかと思うと面白くなった。最後にもっと恐怖感を与えるような展開を期待してしまったが、世にも奇妙な物語レベルのオチであったため⭐️は3つにした。ページ数が少ないため一気に読み終えることができる手軽な作品だ。
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私も名前も知らない女に「桃子」と名付けた事がある。私の勤め先に良く来るピンク色の服しか着ない女の事だ。勤め先のスーパーで良く万引きして捕まり出禁となった女だ。むらさきのスカートの女も直感でやばい女!だろうと思ったが、読み進めていくうちに黄色いカーディガンの女の方がやばいと気が付い...
私も名前も知らない女に「桃子」と名付けた事がある。私の勤め先に良く来るピンク色の服しか着ない女の事だ。勤め先のスーパーで良く万引きして捕まり出禁となった女だ。むらさきのスカートの女も直感でやばい女!だろうと思ったが、読み進めていくうちに黄色いカーディガンの女の方がやばいと気が付いた。ストーカーなのだから。ストーカーでなければこんなに彼女の事調べる事が出来ないだろう。気になって仕方がないと、全て知りたいと思う行動がエスカレートするのとでは紙一重。犯罪者とそうで無いかも紙一重。日常的に淡々と描かれている事が作者の世界観で「最後の最後でわたしが子供達に肩を叩かれる」と言うことはいつわたしも犯罪者になりかねないと言うこのなんでしょうか...今村夏子さん凄い❗️
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