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昭和の指導者

戸部良一(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2019/04/09
JAN 9784120051845

昭和の指導者

¥2,090

商品レビュー

4.5

3件のお客様レビュー

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2020/09/21

2020/09/21 昭和の指導者 戸部良一 「国家指導者」論 昭和日本のトップを事例として 評価するのは、①吉田茂②中曽根康弘 高い教養のレベル 戦略の絞り込み=優先順位プライオリティ リーダーシップ=工程管理 「ノーブレス・オブリージュ」ある種の貴族性 運命・宿命・使命 →...

2020/09/21 昭和の指導者 戸部良一 「国家指導者」論 昭和日本のトップを事例として 評価するのは、①吉田茂②中曽根康弘 高い教養のレベル 戦略の絞り込み=優先順位プライオリティ リーダーシップ=工程管理 「ノーブレス・オブリージュ」ある種の貴族性 運命・宿命・使命 →「天命」 東條英機 国家の指導者ではない そのような意識もトレーニングも成されていない トップ人事を思い付きで行うと酷い目に遭う 指導者は「歴史」を学び、「哲学」「世界観」を磨く 「見識」となり「人脈」を形成する 大正デモクラシーから軍国主義への転換は直ぐ 軍国主義から日本の滅亡まではわずか20年(保阪正康氏)

Posted by ブクログ

2019/05/27

時代の指導者はいかにして生まれるのか。危機が指導者を登場させるのか。昭和期6人の国家指導者の軌跡を軸に考察する、その本質。

Posted by ブクログ

2019/05/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

昭和戦前期は「指導者不在」の時代とされるが、それはリーダーシップに優れた人材がいなかったのか、それとも時代がそのような指導者を要しなかったのか?中曽根康弘、吉田茂、東条英機、近衛文麿、浜口雄幸、そして昭和天皇を題材に彼らの政治姿勢を考察している。 国家指導者が備えるべきものとして、歴史的構想力と理想主義的プラグマティズムを挙げ(野中郁次郎氏との共同研究で提唱されたらしい)、その基盤として強い権力意志と責任感覚が必要と説く。一連の比較のなかで、近衛文麿と東条英機にはこれらの要素が乏しかったにもかかわらず、昭和戦前期の約40%の間両者が首相に在任していたことを指摘。 要するに、時代は優れた指導者を欲していたのに、そのような人物をリーダーにしてしまったことが戦争の悲劇を招いた一因だとしている。この6人(及び補論として掲載されている宇垣一成待望論の考察)を比較することでこれらの論旨が明確になっている。 では、現代は?と当然問いたくなるが、どうなんだろう。平凡な庶民としては、中身の是非はともかく信念が一貫していると思わせる指導者を支持してしまいがちだが、失言で炎上続きな最近の政治家に関する報道を目にするにつれ、薄っぺらな信念だけでは危なっかしいと感じるようになってきた。威勢のいいことを言う人は当てにならないだけではなく、却って不適切ということか。。

Posted by ブクログ

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