商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川春樹事務所 |
発売年月日 | 2019/02/14 |
JAN | 9784758442305 |
- 書籍
- 文庫
あったかけんちん汁
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商品レビュー
4.1
19件のお客様レビュー
2024.2.10 読了。 居酒屋ぜんやシリーズ第六弾。五篇の短篇収録。 10月の口切りから2月の初午まで季節感ある草花やその時期の行事を取り上げて縁起の良い料理や季節のものをお妙の美味しそうな料理で表現されているのは一巻から変わりがないが、お妙の良人であった善助がどうして...
2024.2.10 読了。 居酒屋ぜんやシリーズ第六弾。五篇の短篇収録。 10月の口切りから2月の初午まで季節感ある草花やその時期の行事を取り上げて縁起の良い料理や季節のものをお妙の美味しそうな料理で表現されているのは一巻から変わりがないが、お妙の良人であった善助がどうして亡くならなければならなかったのか?という話の割合が多めだった。 疑わしき人物の背後関係や善助が亡くなったことの黒幕も出てくる重いストーリーだったが只次郎を初めとする心強い味方が「ぜんや」に付いていてなんとか踏ん張っていられる、もしくはまだ実感が完全に感じられないのか、その辺は定かではないにしろお妙は最後まで頑張っていたと感じる。 善助の死に関わる人物がどんどん大物に繋がっていてお妙の身を案じると同時にお妙の父で医者だった秀春も結構な大物だったのだと分かってくる。 只次郎も林家の後継問題で家を出て重蔵のところに転がり込む。 善助の件は全て明らかになったのか気になるところではあるけれどとりあえず真実にたどり着いた感じのある巻だった。 只次郎と重蔵とお妙の微妙な関係や鶯家業も今後気になる。大物が背後に現れたけれど…今のぜんやの信用している常連大店の人物が間諜にいたら怖いというか本気で人間不信に陥るので、その展開だけは避けてほしいと思う。
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内容(「BOOK」データベースより) 居酒屋「ぜんや」の女将・お妙は、亡き夫・善助の過去について新たな疑念にとらわれ、眠れない夜が続いていた。そんななか、店の常連客である菱屋のご隠居の炉開きで、懐石料理を頼まれる。幼い頃に茶の湯を習っていたお妙は、苦い思い出を蘇らせながらも、客を...
内容(「BOOK」データベースより) 居酒屋「ぜんや」の女将・お妙は、亡き夫・善助の過去について新たな疑念にとらわれ、眠れない夜が続いていた。そんななか、店の常連客である菱屋のご隠居の炉開きで、懐石料理を頼まれる。幼い頃に茶の湯を習っていたお妙は、苦い思い出を蘇らせながらも、客をおもてなししたいというご隠居の想いを汲んで料理に腕をふるう。湯葉の擂りながし、かますの昆布締め、牡蛎の松前焼き…つらい時こそ、美味しいものを食べて笑って。「ぜんや」がつなぐ優しい絆に心あたたまる、傑作人情小説第六巻。
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お妙の夫、善助の死は事故死ではなかった。 いよいよ謎が解ける。 只次郎も父親が隠居を決め、家を継ぐことが正式に決まり、父親から婿の養子先を見つけると言われ家を出る。 ターニングポイントとなる回。
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