1,800円以上の注文で送料無料

  • 新品
  • 書籍
  • 書籍

トランスヒューマニズム 人間強化の欲望から不死の夢まで

マーク・オコネル(著者), 松浦俊輔(訳者)

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

¥2,640

獲得ポイント24P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 作品社
発売年月日 2018/11/30
JAN 9784861827211

トランスヒューマニズム

¥2,640

商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2022/04/06

老化と死の治療や能力強化のサイボーグ化を推奨する思想、トランスヒューマニズムについての随筆です。 先走った未来技術への期待が宗教となった姿とも言えるトランスヒューマニズムですが、技術的特異点と人知を超えたAIを機械仕掛けの神としたり、人体強化や永遠の生命を実現する技術の研究は間違...

老化と死の治療や能力強化のサイボーグ化を推奨する思想、トランスヒューマニズムについての随筆です。 先走った未来技術への期待が宗教となった姿とも言えるトランスヒューマニズムですが、技術的特異点と人知を超えたAIを機械仕掛けの神としたり、人体強化や永遠の生命を実現する技術の研究は間違っているのでしょうか。 終わりがあるから生きることに意味があるという思想もありますが、長生きは無意味に収束するということなのでしょうか。 コンピュータやインターネット技術、モバイル端末の普及は我々が想像していたSFの段階に入っています。 そのSFのような技術がもし消滅したら今の我々を維持できるでしょうか…難しいと思いませんか。 技術により変革された世界から元に戻れない点のことを技術的特異点(シンギュラリティ)と呼びますが、それは未来の話ではなく現在進行している時間が特異点の範囲内と私は考えています。 本書は著者がトランスヒューマニストと呼ばれる思想を実践する人々へインタビューを行い、客観的に見たこと感じたことを綴った一冊です。 上記の通り私個人はトランスヒューマニズムに好意的ですが、やはり現段階では未完成の思想であると同時に科学は思想ではなく積み重ねの学問であるという認識でおります。 仮にサイボーグ化等の心身改造を伴う技術が確立された暁には、それが正義や強制という扱いではなく任意の道でなければならないとも思います。 生身の伝統的な有機体であるヒューマン、有機体と機械が融合したサイボーグ、高度なAIやロボット、これらの存在は人種や性別の違いと同様にお互いを尊重し合って共存するべきものであると読了後に感じました。

Posted by ブクログ

2019/03/05

米国では不老不死を真摯に追い求めたり、本人の希望で死後凍結保存される頭部があったり技術で自然の定めに抗う人々のまるでSFのような取組みが現実になされている事に大変驚いた。科学技術の発展の裏にある負の側面をみたようで考えさせられた。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品