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阿久悠と松本隆
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阿久悠と松本隆
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商品レビュー
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4件のお客様レビュー
2021年12月27日読了。1970年代に圧倒的な数のヒット曲を量産した作詞家阿久悠と、ロック出身で鮮やかに時代交代を印象づけた作詞家松本隆らが活躍した時代のヒットチャートと人間模様を追う。発表した曲名をあげるときりがない、阿久悠の70年代の席巻ぶりは人間業とは思えないものすごい...
2021年12月27日読了。1970年代に圧倒的な数のヒット曲を量産した作詞家阿久悠と、ロック出身で鮮やかに時代交代を印象づけた作詞家松本隆らが活躍した時代のヒットチャートと人間模様を追う。発表した曲名をあげるときりがない、阿久悠の70年代の席巻ぶりは人間業とは思えないものすごいものだ…。本文中にあるが、自作自演のロックバンドにできない限界突破を、歌手という素材・作曲家という同士・レコード会社という曲者との化学反応は生み出せるものなのかもしれない…。(その化学反応を内製化できるのがよいバンドなのかもしれないが)前著の『松田聖子と中森明菜』とかぶる部分も多い、同じ時代の同じテーマを扱っているのだからそういうもんだと思うが、抽出するエピソードとか文章表現とかはちょっと考慮してもよかったのでは。
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阿久悠と松本隆/中川右介 二人の作詞家を中心にした70~80年代の歌謡曲史です、本屋で読み始めたら止まらなくなり購入。 私にとっては正に青春時代?とシンクロしており、桜田淳子(新曲が出る度にパチンコでシングルと交換してた)の映画や写真集、太田裕美のライブを思い出しながら、新書に...
阿久悠と松本隆/中川右介 二人の作詞家を中心にした70~80年代の歌謡曲史です、本屋で読み始めたら止まらなくなり購入。 私にとっては正に青春時代?とシンクロしており、桜田淳子(新曲が出る度にパチンコでシングルと交換してた)の映画や写真集、太田裕美のライブを思い出しながら、新書にしては相当入れ込んで読みました。 オリコンの順位と売上枚数という数字データが縦軸になっていて、後付けにはなるもののその分析には納得感あり。結果はわかっていてもチャートアクションの実況的な描写にはサスペンスのように数ページ一気読み。木綿のハンカチーフと およげ!たいやきくんの対決とかね。 沢田研二、山口百恵、ピンクレディー、松田聖子などがどのように企画されて成功したか、なども興味深いです。アイドルのみならず都はるみからサザン、ユーミンまでほぼ全てのヒット曲が出て来るので何処を切り取っても読みがいが有ります。 松本隆の歌詞の素晴らしさは体感してきましたが、阿久悠は才能は勿論、ヒット戦略も時流を見て圧巻だったのですね。 他の小説と二冊持ちして時々これを読む、というスタイルもよいかもです。
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20180415読了 2017年発行。阿久悠と松本隆の歌がオリコンチャートを席巻していた1975年から1981年を追っていく構成。ヒットの動向を見ていくもので、今後の研究の資料になればと書かれているように、個人を掘り下げる伝記タイプの本ではない。●ちょうどこの期間に生まれておりリ...
20180415読了 2017年発行。阿久悠と松本隆の歌がオリコンチャートを席巻していた1975年から1981年を追っていく構成。ヒットの動向を見ていくもので、今後の研究の資料になればと書かれているように、個人を掘り下げる伝記タイプの本ではない。●ちょうどこの期間に生まれておりリアルタイムで曲を聴いてはいないのだけど、知っている歌手も曲もたくさん出てくる。ヒットチャートに名前を連ねていたころを過ぎてもテレビやラジオでよく流れていたから知っているのであって、この時代に生み出された歌謡曲には長く歌い継がれている名曲がほんとうに多いのだなと思った。
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