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プレヴェール詩集 岩波文庫

ジャック・プレヴェール(著者), 小笠原豊樹(訳者)

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¥935

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2017/08/21
JAN 9784003751718

プレヴェール詩集

¥935

商品レビュー

4.2

10件のお客様レビュー

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2024/03/31

プレヴェールを味わうには、わたしの中身がまだ追いついてないな、と感じた。 知識不要だよって言いながらずっとにこにこして手をこまねいてるけど、わたしがその世界に入り込めない感じ。 p.23「劣等生」 p.178「祭」 p.210「とかげ」 p.96「夜のパリ」 三本のマッチ 一本...

プレヴェールを味わうには、わたしの中身がまだ追いついてないな、と感じた。 知識不要だよって言いながらずっとにこにこして手をこまねいてるけど、わたしがその世界に入り込めない感じ。 p.23「劣等生」 p.178「祭」 p.210「とかげ」 p.96「夜のパリ」 三本のマッチ 一本ずつ擦る 夜のなかで はじめはきみの顔を隈なく見るため つぎはきみの目をみるため 最後のはきみのくちびるを見るため 残りのくらやみは今のすべてを想い出すため きみを抱きしめながら。

Posted by ブクログ

2023/03/24

スタンドバイミー、グリーンマイルを世に送った小説家スティーヴン・キングは自身の著作でこう語った。「文章とは言葉を使ったテレパシーである(要約)」と。 この言葉を真に受けるなら、このテレパスをプレヴェールほど上手く使いこなす人を私は見たことがない。 極限まで削ぎ取られた短い言葉に、...

スタンドバイミー、グリーンマイルを世に送った小説家スティーヴン・キングは自身の著作でこう語った。「文章とは言葉を使ったテレパシーである(要約)」と。 この言葉を真に受けるなら、このテレパスをプレヴェールほど上手く使いこなす人を私は見たことがない。 極限まで削ぎ取られた短い言葉に、ときに身も凍るような冬風の冷たさが、ときに直の太陽を浴びるよりも燦々とした輝きが、そしてときに冷たさにたまらず熾したマッチひとつ分の仄かな温かさが、読み上げた端から頭の中に情景として広がっていくさまは見事としか言いようがない。 プレヴェールの言葉選びとそれをどう組み合わせれば自分が見た・想像した物と同じ物が相手の内にできるかという計算もさることながら、訳者もまたそのプレヴェールの意を汲み、さまざまな言の葉の中から洋服を組み合わせるかのようにぴったりな言葉同士を多種多様な日本語の内から選び出して、国や言葉を越えた感動をこうして私たちの前に提供していただけたことにひたすら平伏する他なく、陰ながらも決して無視できない職人技だ。

Posted by ブクログ

2021/10/03

一番好き 夜のパリ 三本のマッチ 一本ずつ擦る 夜のなかで はじめのはきみの顔を隈なく見るため つぎのはきみの目をみるため 最後のはきみのくちびるを見るため 残りのくらやみは今のすべを思い出すため きみを抱きしめながら

Posted by ブクログ

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