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マインドフルネス 基礎と実践

貝谷久宣, 熊野宏昭

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本評論社
発売年月日 2015/12/01
JAN 9784535984240

マインドフルネス

¥3,520

商品レビュー

3

3件のお客様レビュー

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2019/10/10

本書には、様々な専門家のマインドフルネスに関する論文がまとめられている。科学的な実証が多数紹介されてはいるが、マインドフルネスの細かい実践法は載っていないため、マインドフルネス初心者には向かない。むしろ、マインドフルネスを行うモチベーションを維持したい経験者向けの本だ。個人的に興...

本書には、様々な専門家のマインドフルネスに関する論文がまとめられている。科学的な実証が多数紹介されてはいるが、マインドフルネスの細かい実践法は載っていないため、マインドフルネス初心者には向かない。むしろ、マインドフルネスを行うモチベーションを維持したい経験者向けの本だ。個人的に興味深かった論文は、マインドフルネスを哲学と絡めて論じた物や、少年・少女の矯正施設でのマインドフルネス実践を紹介した物だ。もしかしたら、今後、義務教育にもマインドフルネスが組み込まれるかもしれないと前述の論文を読んで思った。

Posted by ブクログ

2017/05/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

マインドフルネス -基礎と実践ー  マインドフルネスとは、受容を伴う、現在の経験への気づきである。マインドフルネスには一貫して二つの共通要素が含まれる。一つは、「判断を加えない」ということの強調。通常、われわれは自分の好悪や善悪といった判断に基づいて自分の経験を概念化し、それに対するリアクションとして貪りや怒りといった煩悩に駆られた行動を起こすという強迫性な傾向性・パターンの虜になっているが、経験に対して判断を加えないでそのまま受容することによってそのような習慣的パターンの桎梏パターンをはずすことができるようになる。二つ目は、現在の瞬間に中心を置くことの強調である。現状と理想の不一致からネガティブな感情が起こり、それを一致させようとする衝動が起こる。過去や未来についてあれこれ考えない。現状をそのまま在らせておく。  仏教の八支正道では、縁起や無我という教えを理解するのが必要。マインドフルネスでも孤立した自我ではなくて、つながりを意識していくことが必要。  意図、注意、態度の3つをマインドフルネスの基本的要素。マインドフルネスの実践で観察される多くの分散を説明する。開かれた非判断的な態度で意図的に注意を向けることで、物事の見方に重要なシフトが起こる。物事の見方に重要なシフトを起こることを再認知と呼んでいる。再認知とは、思考や感情に対する執着が減少した状態での認知にシフトすること。脱中心化と言われることもある。再認知は行動のメタメカニズムであり、これが変化と肯定的な結果へ通じる付加的な直接的メカニズムに橋渡しをする。付加的なメカニズムに橋渡しをする。そして付加的なメカニズムとして、①自己調整、②価値の明確化、③認知的、情動的、行動的柔軟性、④エクスポージャーの4つを強調している。価値の明確化は自分にとって重要な価値に基づいた行動を増加させるもの、エクスポージャーはネガティブな感情状態とともにいる力や苦しさへの耐性を育成するもの、自己調整は目標を達成するために自身の行動をモニターし適切に行動する力、認知的/行動的柔軟性は適切で適応的な行動のために環境にある重要な情報を処理する能力とそれぞれ関わっている。 精神疾患の治療に効果がある瞑想法として、慈悲の瞑想が注目されている。他者の幸せを願う4つのフレーズを繰り返すことで引き起こされる慈しみの感情を経験をし、他者と自分の共通性に気づくことで、社会的なつながりの感覚を高めることができる。4つのフレーズは、安全、幸福、健康、平静という4つのカテゴリーからなり、イカその一例である。  あなた(私)が安全でありますように  あなた(私)が幸せでありますように  あなた(私)が健康でありますように  あなた(私)が心やすらかに暮らせますように  このフレーズを、「自分自身」「恩人」「私の親しい人」「中性の人」「嫌いな人」「グループ」「生きとし生けるもの」と対象を変えながら、頭の中で繰り返し唱える。ただたんにフレーズを頭の中で機械的に繰り返すのではなく、フレーズによって変化する身体感覚、感情、思考を認識し、受容し、よく調べ、自分自身と同一視しないことが重要とされる。このポイントはマインドフルネス瞑想と共通しており、通常は慈悲の瞑想とマインドフルネス瞑想の実践はセットで行われる。  慈悲の瞑想を行うことで他者への肯定的感情が喚起され、否定的感情を低減させられることが脳科学の側面から明確にされており、細胞の老化を防ぐ作用もあることを示唆する知見も存在する。そんため、慈悲の瞑想は精神疾患(統合失調症等)の改善にも効果が見込まれる  近年、マインドフルネスを用いたアプローチは、「第三世代の行動療法」「新世代の認知療法という形で発展してきた」。マインドフルネスストレス低減法、マインドフルネス認知療法、アクセプタンス・コミットメントセラピー、弁証法的行動療法、メタ認知療法。

Posted by ブクログ

2016/06/24

マインドフルネスとは禅の思想。科学的に証明されたことを共著で書いてあるが、素人がよんでも少しもためにならない。

Posted by ブクログ

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