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人体600万年史(下) 科学が明かす進化・健康・疾病 ハヤカワ・ポピュラー・サイエンス

ダニエル・E.リーバーマン(著者), 塩原通緒(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2015/09/01
JAN 9784152095664

人体600万年史(下)

¥2,420

商品レビュー

3.8

12件のお客様レビュー

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2019/03/16

後半は人類進化を踏まえた人間の健康に関する内容。 中東では、新石器時代が始まってから身長が4cmほど高くなったが、7500年前から低くなり始めた。中国や日本でも、稲作が発達するにつれて8cm低くなり、メソアメリカでも農業が確立するにつれて5.5~8cm低くなった。感染症との闘い...

後半は人類進化を踏まえた人間の健康に関する内容。 中東では、新石器時代が始まってから身長が4cmほど高くなったが、7500年前から低くなり始めた。中国や日本でも、稲作が発達するにつれて8cm低くなり、メソアメリカでも農業が確立するにつれて5.5~8cm低くなった。感染症との闘い、断続的に起こる食料不足、長時間の農作業にエネルギーを費やしていたためと考えられる。ヨーロッパ人の身長は、1950年頃になって旧石器時代のレベルに戻り、その後上回るようになった。 狩猟採集民の標準的な栄養量は、炭水化物35~40%(日本人の摂取基準50~65%)、脂肪20~35%(同20~30%)、タンパク質15~30%(同15~20%)、食物繊維100g/日(同20g/日以上)、ビタミンC 500㎎/日(同100mg/日)、カルシウム1000~1500㎎/日(同650mg/日)、カリウム7000㎎/日(同2500㎎/日)。 睡眠中はレプチンの値が上がり、グレリンの値が下がり、食欲を抑制する。睡眠不足の状態が続くと、レプチンの値が下がり、グレリンの値が上がるため、栄養が足りていても食欲が旺盛になる。 週25km歩くだけでHDL値をかなり上げ、血中トリグリセリド値をかなり下げる。精力的な身体活動によって、新しい血管の成長を刺激し、血圧を下げることにつながり、心臓の筋肉や動脈壁を強化する。定期的に運動している人は、心臓発作や脳卒中のリスクを半分近くまで減らせる。運動の程度が激しいほどリスクの減り幅が大きい。 飽和脂肪酸は肝臓を刺激してLDLを多く産生し、動脈硬化のリスクを高める。不飽和脂肪酸はHDL値を高め、LDLとトリグリセリド値を下げて、心臓血管疾患のリスクを減らす。トランス脂肪酸は、LDLを増やし、HDLを減らす。

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2019/02/03

2型糖尿病、骨粗鬆症、がん(特に乳がん)、など現代病と呼ばれる病気が生物学的進化と文化的進化のミスマッチから生じていることを説明している。 まず、生物学進化によって人間がいかに効率的に糖を接種できる能力を獲得できたを示し、次に農業革命、産業革命を経て、人間がいかに過剰に糖を接種し...

2型糖尿病、骨粗鬆症、がん(特に乳がん)、など現代病と呼ばれる病気が生物学的進化と文化的進化のミスマッチから生じていることを説明している。 まず、生物学進化によって人間がいかに効率的に糖を接種できる能力を獲得できたを示し、次に農業革命、産業革命を経て、人間がいかに過剰に糖を接種しやすくなったを示すことで、現代病の原因となる肥満になることが必然であることをわかりやすく説明している。

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2016/12/20

http://catalog.lib.kagoshima-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB19601222

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