ふとした瞬間に「生きる」について考える時がある。 調子悪い日が続くと特に考えるようになった。 何のために働くのだろ。 何のために知識を得るのだろう。 何のために楽しいことをするのだろう。 何のために食べて寝るのだろう。 そもそもなぜ生きてるのだろう。 生きる意味が見出だせなくなると 何もかもがどうでもよくなっていき どんどん丁寧さがなくなる。 そしていい加減になっていき 上手くいかないことが増えていく。 だんだん仕事へも影響し始めて いつもならしないようなミスをして それが続くようになっていく。 さらに何のために生きるのか分からなくなる。 この悪循環からなかなか抜け出せなくて 数ヶ月前ついにどん底まで落ちた。 今までの中で1番のどん底だった。 夢が現実かよく分からなくなくなるし 脳に霧がかってるように全てが霞んでみえるし 周りが輝いてみえてるから 社会から取り残されていくような気がしてた。 味覚も嗅覚もよく分からなくなって 食事もまともに取れず数日で10㌔弱体重減少した。 このとき本当に生きた心地しなかった。 こんな時に考える事は大抵がマイナスな事。 岐路に辿り着いたときよく迷子になる。 どんな選択をしても正解はないんだと思う。 後悔する選択をしてても その選択をしたから今の生活があるし 他の人がしてないような経験をしてるかもしれない。 結局は今の自分があのとき選択したことを 自分の一部として受け入れて 正解にしていくんだと思う。 今はマイナスにしか捉えられてないことも 「いずれはあの時があったから今の自分がいる」 そう思える日が来ると信じて 今を大切に未来に向かって生きるしかないんだと思った。 この1冊を手に取りページをめくりながら こんなふうに考えてる私がいた。 私がどん底に落ちた時 這い上がるきっかけをくれたのは本だった。 中でも人生の岐路に立って決断をしてきた方々の 体験談や人生論はどん底にいた私にとって 一筋の希望の光となった。 私が取り掛かるべきことのヒントを 一つずつじっくり丁寧伝えてくれた。 そのヒントを元に 思考の傾向を知り偏った思考を修正した。 生活習慣を見直し生活リズムを整えた。 人生の先輩の生き方を知る中で、 これからの私の生きる意味を 一時的かもしれないが見つけられた。 様々な経験をしている人生の先輩方が 書籍やSNSを通して経験談を残してくれる事に 本当に助けられています。ありがとうございます。