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避雷針の夏
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避雷針の夏
¥1,980
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商品レビュー
3.7
25件のお客様レビュー
人が狂っていく時って多分こんな感じなんだろうなと思わせる作品。 最初からちょっとずつズレてる登場人物が、ゆっくりゆっくり狂っていく様がとてもよく描かれてて怖いしすき。
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「ひとごろしたち」 帰宅せず泊まり込む。 相談もせずに自分の都合で引っ越したというのに、何一つ手伝うことなくいるのは流石に我儘すぎないか。 「ぼうふらおどり」 壊れた先に残るのは。 全て善意でやっていたとしても受け取る側が嫌な思いをしているのであれば、それはただの押しつけだろ。...
「ひとごろしたち」 帰宅せず泊まり込む。 相談もせずに自分の都合で引っ越したというのに、何一つ手伝うことなくいるのは流石に我儘すぎないか。 「ぼうふらおどり」 壊れた先に残るのは。 全て善意でやっていたとしても受け取る側が嫌な思いをしているのであれば、それはただの押しつけだろ。 「けむりか火だねか」 止まらない犯行の先。 誰がやっているのか分からない恐怖はあるだろうが、勝手な噂話で犯人と決めつけ安心するのは違うだろ。 「なつまつりの夜」 後悔している出来事。 外部には知られないよう上手く処理していただけで、その手続が出来なくなれば終わるのは早いだろうな。
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村八分の話。田舎特有のしきたり、〝よそ者〟の存在。猛暑の描写とともに悪感情が膨らみ、破裂する様はどことなく『サマー・オブ・サム』的。避雷針はスケープゴートであるという表現が逸品すぎた。混沌とした今の世では人間そのものが誰かの避雷針だ。
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